Amazon Kindle電子とペーパーバッグでの絵本のレイアウトについて
絵本を電子書籍(Kindle版)として出版するだけでなく、紙版(ペーパーバッグ版)を展開することで、より多くの読者層にアプローチできます。両方を視野に入れたレイアウトの選択肢について、そのメリットとデメリットを比較し、提案します。
以下、Kindle版・ペーパーバッグ版と表示します。
1. 端末縦向き:絵と文字を別に表示する形式
メリット
【Kindle版】読者が端末を回転せずに閲覧でき、操作性が高い。絵と文字の両方を大きく表示でき、ストーリーを引き立てる演出が可能。
【ペーパーバッグ版】各ページを絵と文章で交互に構成でき、読み進めやすいテンポが作れる。
デメリット
【Kindle版】読者が絵と文字の繋がりを想像する必要があり、若干の手間がかかる。
【ペーパーバッグ版】ページ数が多くなりコストが増える可能性がある。
2. 端末縦向き:絵と文字を同時に表示する形式
メリット
【Kindle版】読者が端末を回転せずに閲覧でき、操作性が高い。縦長の絵が使いやすい。
【ペーパーバッグ版】《A》見開きで絵を2ページ分を追加できる。《B》各ページを絵と文章で交互に構成でき、読み進めやすいテンポが作れる。
デメリット
【Kindle版】小さい画面では文字が縮小され、読みにくいことがある。
【ペーパーバッグ版】《A》見開きで読む順番があることを理解する必要がある。例でいうと左から右に読むこと。《B》Kindle版とペーパーバッグ版を別データにする場合は、作り直す手間がかかる。ページ数が多くなりコストが増える可能性がある。
3. 端末横向き:見開き表示する形式
メリット
【Kindle版】ペーパーバッグ版と同じ配置で迫力あるイラストが映える。大きく表示できる。
【ペーパーバッグ版】各ページを絵と文章で交互に構成でき、読み進めやすいテンポが作れる。Kindle版と同じ表示にできる。
デメリット
【Kindle版】スマホの回転操作が必須で、使い勝手がやや落ちる。
【ペーパーバッグ版】ページ数が多くなりコストが増える可能性がある。
ターゲットに応じた推奨レイアウト
読者層や販売形式に応じて、以下のように最適なレイアウトを選択してください。
未就学児向け
推奨フォーマット: ペーパーバック版
紙の本は親子の触れ合いに最適で、五感を刺激する教育効果が高い。電子版の使い方: 試し読みを提供し、ペーパーバッグ版購入を促進。
児童・生徒向け
推奨フォーマット: Kindle版
タブレット授業が普及しているため、電子書籍での読書に抵抗が少ない。ペーパーバック版の使い方: 限定版や特別仕様で価値をアピール
デジタルのみの絵本
推奨フォーマット:Kindle版端末縦向き
手軽に便利に読めることをアピール
出版経歴とおすすめ講座のご紹介
私はこれまでに、シーズン絵本として 「お月見」と「クリスマス」 の2冊をKindle出版しました。下記の講座がなければ達成できていませんでした。
❀『AI ✖️ Kindle出版』完全攻略 (動画30本以上・テキスト・テンプレ各種・マインドマップ)
❀【スマホ完結・プロンプト9割不要】デジタルペインティング技法を使ったAIイラスト生成
❀AI攻略とマネタイズ大全
どちらの講座も、頻繁にアップデートが行われており、どんどん価格が上がっています。
私からの紹介で上記の講座をご購入いただける方には、特典をご用意しています。 詳しくはInstagramのDMにてご相談ください。
https://www.instagram.com/kaho_aiart/
❀出版経歴
1冊目「お月見」
2冊目「クリスマス」ベストセラー7冠👑
私の絵本はすべて「3.端末横向き:見開き表示する形式」で制作しました。
・その形式を選んだ理由
・この記事で紹介した3つのレイアウト例に使用する具体的なデータ(Kindle版・ペーパーバッグ版)
→→有料noteにてご紹介予定です。
実は、初めてKindle絵本を制作した際には、レイアウトやデータ形式について調べるのに多くの時間を費やしました。同じような悩みを持つ方のために、この経験を惜しみなくお伝えします。少しでも早く、理想の絵本制作を形にしていただければと思っています。
有料noteは作成中です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇💕