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スキーの履歴書

こんな変なやつもいるんだな、くらいに思って頂ければ幸いです。

4歳まで北海道岩見沢市で育つ。
3歳から、小学校のスキー授業の準備のためにおもちゃスキーを履かされる。
当時のホームゲレンデは「萩の山市民スキー場」

幼稚園途中で札幌市へ引っ越し。
小学生時代のホームゲレンデは「ニセコアンヌプリ」。
ガツガツ滑ってたわけではなく、よくあるホリデースキーヤーな家族で、滑走日数10~15日程度だった。
スクールに入れられた流れでSIAのブロンズとセミシルバーを取得した。


中学校時代は、習い事のバレエが忙しかったこと、スキー授業が無かったことで、ほぼ滑らず。
高校時代も相変わらずバレエに打ち込んでいたので、年2回のスキー授業+@しか滑っていない。
しかし、なんとなく記念にシルバーが欲しくなり、受験が終わった高校3年の冬に札幌国際でレッスンを受けてシルバー取得。


大学進学で東京に上京したあともそれなりにバレエは続け、一方でスキーとは完全に疎遠になった。

パキータのパドドゥ

大学1年の時にバイト先の社員たちと軽井沢、2年の時に同期とガーラ湯沢、4年の時に外国人の友人とガーラ湯沢に行っただけ。


卒業後に就職してからもスキーのことは完全に忘れていた。

24歳で日本からポーランドへ移住。
ポーランド時代は不思議なご縁があって、よさこいチームに参加して踊っていた。

その後26歳でドイツへ移住。

スキーを思い出したのはちょうどドイツへ移った年の冬だった。
ドイツに限らずヨーロッパの冬は日照時間が短いし、イベントごとも少ないし、娯楽もないし、友達もいなかったし、暇すぎた。
そこで、スキーを再開してみたくなって調べたところ、ドイツに住む日本人のスキースノボサークルがあることが分かった。

さっそくコンタクトを取り、必要最低限のブーツだけ購入し(板とストックは仲間が貸してくれ、ウェアは10年前のものを持参)、年明けの週末ツアーに参加してみた。

そうしたら、これがなかなかハードスケジュール…
金曜の終業後に3〜4人で駐在員の車に乗りあって移動開始、その移動距離は700km。
ドイツ西部のデュッセルドルフを出発してフランクフルト経由で南下、オーストリアまで移動して十数人でアパートに宿泊。
土曜は1日滑って宴会、大量飲酒。
日曜は午前だけ滑って、また700kmを戻ってこなくてはならない。
そして翌日は仕事。

とっても疲れたが、それでも久しぶりにスキーをしてとても楽しかったし、うまく滑れなくて悔しかったことで火が付いた。

週末ツアーの開催は隔週で、2016年1~4月はほぼ全参加した。

ひどい後傾

16-17シーズンはいろいろあって休止状態だったが、17-18シーズンから復帰して、そこからはコンスタントに雪山へ。

17-18シーズンで初めてパウダーを滑り、というかまったくターンできずパウダーに埋もれ、悔しくていっぱい練習した。

まともに滑れていない

2019年にはScottの「The Ski」というフリーライドエントリーモデルを中古で購入。

さらに、パウダーだけじゃなく圧雪や荒れ地も安定して滑りたくて、2020年にはSalomonの「XDR TI 88」に乗り換えた。

フランスのVal Throns

滑走日数
15-16:18日
16-17:6日
17-18:25日
18-19:20日(右肩脱臼で一時離脱)
19-20:32日(コロナで3月に強制終了)
20-21:6日(コロナで外出禁止)


2021年夏に日本へ本帰国し、もちろんスキーは継続。
神奈川から白馬や新潟のいろいろなスキー場へ毎週末通っていた。

年末にニセコでレンタルした極太板のパウダー乗り味が忘れられず、年明けにBCセットで購入してしまった。
お迎えしたのはVölkl「Revolt 121」、Marker「Kingpin 12」、Atomic「Hawx Ultra XTD 100」。

しかし相当柔らかい板なので、本州の重い雪や荒れ地に対応できず、自分のスキル&脚力不足を痛感。

軽雪パウダーはいいけど…


そして残念なことに、2022年2月にスポーツジムのスタジオでバレエのレッスン中にアキレス腱断裂、シーズンは強制終了となった。

保存療法を選び、ギプスで1ヶ月固定

21-22:28日


2022年夏、まだまともに歩けないのにロッテアライのシーズン券を購入してしまった。

11月に志賀高原の横手山でリハビリからスタート。
年末はニセコ、それ以降は元を取るためにアライに通い続ける日々。

非圧雪荒れ荒れの急斜面で突然イップス(降りれなくなる)を発症したり、うまく滑れなくてかなり悩んだ結果、板を追加した。
Salomon「QST 106」は、割とハードバーンでも耐えられるので、オールマイティに使えるのが決め手。

揃っちゃった

GWの月山BCでシーズン終了。久しぶり、というか人生で初めて1年間しっかり滑り切った年だった。

22-23:46日


2023年は雪不足でスロースタートではあったが、転職のスキマに3週間くらい無職のタイミングを作り、2週間岩手+1週間アライで滑り込んだ。
1/18現在で滑走日数は24日。

憧れのFWQにも、まさかの勢いで参加を決めてしまった(もっと小さい大会からにすればよかった…)。

女子スキーの参加者にはだいたいみんな競技系や基礎系のバックグラウンドがありそう。
こんなアマチュア丸出しサラリーマンは他にいないだろう…。

自分への慰めになりますが、何かを始めるのに遅すぎることはないし、ただの趣味なわけで、楽しく滑るのが1番大事だと思っています。

そして十二分に楽しむには一定の技術や経験が必要なので、今後も練習頑張ります。
ご指導の程よろしくお願いします🙇‍♀️

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