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🇲🇼わたしの友達の国の話④

アフリカ大陸にはいろんな国がありますが、私は「マラウィ共和国」という国が大好きですって話をここ最近記事にしてきました。
理由は小学校の頃からの友達が住んでるからです。

3回に分けて、マラウィってどんな国なのか・どんな課題があるのか・歴史的背景は何かなど事実の共有を記事にしてきました。
#まだの方はそちらから読んだ方が分かるかと思います 😆

今日の記事は考えシロが残る記事になると思います🤔
「どうするのが良いんだろう」ってゆう視点で読んでみてください!

今日のテーマは「実際に渡航をして感じたこと」です。

■渡航で感じたこと

実際にマラウィに渡航したのは私が大学2年生の時でした。

今はどうか分かりませんが、私が大学生の時はどんな大学にも「途上国支援」のサークルや学生団体があり「学校建設します」や「井戸を作ります」のような目に見えるような物的支援がメインで、私も目に見える支援こそ支援と思っていました。

そんなこんなでマラウィに渡航をして、村・学校・大使館・医療施設などなどさまざまな場所を見て回ってとにかく「現地」「現場」「現物」にこだわって見て話しました。
現地には学校、井戸、医療機関のレントゲン機材などさまざまな国からの「支援物資」があり、事実として現地の方からもすごく感謝されました。

一方で、気になったこともありました。
例えば医療機関で起きていたことです。
支援として導入されたレントゲン機材が使用できなくなっていました。
「これは直さないんですか?」と聞くと「次の支援が早く来るように日本に頼んでね!」と言われて直そうとはしていませんでした。
このようにそもそも支援でもらったものが使えなくなったり、壊れたりしたものは、次の支援を待つという価値観でした。

支援のゴールは支援がいらなくなり、支援を撤退することだとおもっていました。
支援が撤退する未来が来るためにはその国の人自身が自分達の力でその国を発展させる必要があるのだと思いました。

事実、マラウィは現在1つの国に100名ほどの青年海外協力隊が送られており、その数は他国と比較してもかなり多くの協力隊の派遣されている国となっていました。
参考までに通常は1カ国あたり20〜30名ほどのかたで構成されるそうです。
#つまりめっちゃ多い

そこから私が感じたことは「その国の人自身が自分達の国を発展させたいと思わせない限りは、その国の本質的な発展はない」ということでした。

ここ1ヶ月でマラウィに精通する方々とお話する中でも「内発的に発展することが本質的な発展である」ということは誰と話しても共通認識でした。

一方で「内発的発展」を促すことが本当に彼らのためになるのか?とも思いました。

■喉が乾いてない人に水を売ることの難しさ

先日五反田にある会員制のスナック( https://salon.jp/candy )で 小谷 真理さんに、マラウィの支援についての壁打ちをさせてもらいました!
#小谷さんありがとうございます

先日あげたマラウィの現状の記事に記載している通り、マラウィの方々は内発的に発展したいと思っていないという事実もあります。

日本から見ると「やったほうが良いよね」ということが、現地からは「望んでいないこと」の可能性がある。
「窪みのないところに注いでもすでに満ち足りている可能性もあるよね」という話になりました。

「水を買うのは喉が乾いているからであって、喉が乾いていない人に水を売ってもその人の満足には繋がらない」ということ。

現地に行った方誰もが感じる「内発的発展の必要性」と「現地の需要」と「自分がしたいこと」を考えた際にどんなアプローチが一番良いのか考える必要があると思いました。

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