2016.12.24まろやかなバイブレーション(高松)
Tumblrにあった文章をnoteにも載せますといって、途中まで載せてすっかり忘れていました。今回は2016年の年末から翌2017年の年始まで高松市内でおこなった友人との2人展のために書いたステートメントです。「ワンピースとタイツ」というブランドのお店が高松にできたときにお手伝いをしていたので、そのご褒美にお店の2階のギャラリースペースで展示させてもらいました。懐かしい。たしかもうお店自体はないんだっけかな。
まろやかなバイブレーション
絵はどうしたら「絵画」と呼ぶことができるのか。
私は、四角い画面の中に時間と空間を
感じたら「絵画」だ、と思います。
展示している作品は、木版画と銅版画の技法を
用いて制作しています。
ほとんどの描いているものにモチーフは
特にありません。
版画は絵をつくるための道具(版)をつくっているだけです。
刷ることで、私の手元から離れて
急に絵ができます。
自分で描いているけれど、あまりその実感はなく
完成はいつも知らない絵との出会いです。
その絵が「絵画」であるかどうかは
難しい判断です。
*
まろやかなバイブレーション 市川ゆか 早川佳歩 二人展
GALLERYワンタイ(ワンピースとタイツのお店高松店2階)
2016/12/22~2017/1/22 13:00~19:00
月曜定休(年末年始のお休みは12/26~1/2)1/9祝日は通常営業
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ふだんは絵画を制作しています。
作品や展示についてはInstagramを中心に公開・お知らせしています。