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私は「わたし」として生きていくことにした

「なんのこっちゃ!」と自分でも思いながら思いつくままに書き綴っていこうと思います。

私は昨年Webデザイナーとして未経験でキャリアチェンジを果たしました。
その過程は決して輝かしいものではなく、希望職種に関しては行ったり来たり道を定めても自分ではできないのではないかとの思いを払拭しきれず内心盛大にビビりながら転職活動をしていた。そしてご縁があり今の会社に内定をいただきました。

自分の強みの1つに英語ができることがあるのだが、それも活かすことのできる環境。同僚とのやりとりにも英語を話すこともあり「私ったら強みを活かして仕事をしているわ!!」とカッコイイワタシに酔いしれながらも忙しく仕事をしていました。そう、忙しく。

今思うとその時点で何か対策を打つべきだったなとおもうのですが、忙しさやデザイン以外のでの初めての経験が続きに続いていて仕事自体は切り上げていても朝も昼も夜もいつだって仕事に対する不安が付き纏っていたのです。なにを思ったか私はその状況すら忙しくてカッコイイワタシの要素に組み込んでしまいました。

それでなにが起きたのかというと2024年に入ってすぐ私はモグラになったのです。物理的に目が開けられなくなりました。この症状は眼瞼けいれんといい要はストレスによって脳が誤作動を起こして目を閉じる力を強くしてしまうものでした。ボトックスでの対症療法しかなく、その効き目も3ヶ月ほどしかないのだがボトックスを打ちさえすれば目はちゃんと開くようになりました。

病院に行きお医者さんに開口一番に「ストレス溜まってます?」と聞かれたワタシは思わず笑ってしまった。
その時ようやくワタシはこの環境が自分にとってとってもストレスフルだったことに初めて気がつけたのかもしれない。
病院に行くまでにアイプチとテープで無理やり目を開かせて、パソコンの明るさを最も暗くしても眩しいと感じてしまうからサングラスをかけて、完全モグラスタイルで真っ暗な部屋の中で必死に働いていた自分はもうどこかおかしくなってしまっていたのではないかと今は思う。

ボトックスが効いて明るい中でも問題なく働けるようになった時、今度は心がポッキリと折れてしまいました。
なにもやる気が起きない、本当に、何もできなくて横たわっている日が続きました。ワタシはもともと学生の頃からうつ病と付き合ってきているのでまたかと思いながらもこうなったら仕方ないという半ば諦めのような気持ちになりました。

なんでこんなに頑張っていたんだろう、そう一度思ってしまってからはぐるぐるはじまる負のループ。寝て、寝て、寝て、「何にもしない」をしてふと思ったのは、私は今までうつの「わたし」をどうにかして切り離して生きていこうとしてエネルギー切れを起こして挫折することをずっと繰り返していなのではないかということでした。

世間一般としては良いとされることではないのかもしれないけれど、私はこれからはうつの「わたし」を主軸に置いて生きていこうと思いました。
そうなるときっと9時18時の週5の勤務はできなくなる。でも頑張って頑張ってそれでまた挫折して「ほら私はこうなるんだ、ダメなんだ」という思をすることはきっとなくなる。

「わたし」が心地よく感じる生き方はどんなことなんだろうと模索する長い道のりが始まろうとしています。不安はもちろんあるけれど、それ以上に何かホッとした気持ちになっています。

だから、私は「わたし」として生きていくことにした。
わたしを肯定できるように思うがままに、自由に。


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