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元ニートが働きたいと思うようになれた日

私は都内のホテルで働いています。
笑顔には自信あります!!

宿泊業コロナ禍で大打撃を受けた業界の1つで緊急事態宣言や飲食店の時短勤務要請にたびたび振り回されてきました。
私自身も、急遽箱根の旅館へ出向することになったりとなかなかにコロナにふりまわされきています。

自分の人生を舵を他の何かがに握られてしまっていると感じた私は、今転職をしようとキャリアスクールSHElikesに入会を決めまもなく7ヶ月目を迎えようとしています。

働くこと=強烈な Have to

私にとって仕事とは、長らく強烈な "Have to" だった。
働かなくてはいけないのは百も承知だが、働かずに済むのであればそうしたいと思っていたし実際そうしていた。

私は今年31歳になる1991年生まれだが、社会人経験は3年に満たない。
中学、高校と不登校だった時期があってなんとか2年遅れで大学へ進学。しかし、途中で調子を崩しなんとか卒業までは漕ぎ着けたがそこからは燃え尽きてしまったのかニート街道まっしぐら。
このままではいけないと一念発起しなんとか正社員として今いる会社に採用されたのが28歳のとき。

そんな経緯があるので私にとって働くとはしなきゃいけないけど自分はしていない。やらなきゃいけない事をできていない。そういうネガティブな気持ちを抱いてしまうものだった。
そして晴れて正社員として働き出してもやはり経験のなさで自信を無くし、心が沈むことが多かった。こんなこともわからないのかという反応を先輩にされたこともあります。実際に言われないだけまだ優しいのかも知れませんが、直接言われようがそうでなかろうか自分がそのことに気がついてしまった時点で自分の無駄にしてきてしまった時間、止まってしまっていた時間への後悔に近い感情が芽生えてきてしまうのです。

”普通”から大きく外れてしまっている自分は、長らく年齢に対しての社会人経験の短さがコンプレックスでした。いや、今もそうかもしれない。
学生から空白期間なく就職して活躍している人を見ていると自分には何もないという仄暗い気持ちになってしまうのだから。

Have toからWant toへ

働くことへ対して反射的にネガティブな感情を持ってしまっていたのだが、それが少し緩和したのがSHElikesに入会してから。
SHEの社員のみなさん、SHElikesの卒業生みなさん、そしてSHElikesで夢に向かって日々頑張っているシーメイトのみなさんの働くことへの熱量に圧倒されました。なんでここまで楽しそうに頑張れるのか、趣味であるならわかるけれど仕事でここまで頑張れるのすごいなと感じたことを覚えています。

そしてそんなロールモデルだらけの環境に身を置いていたら、いつの間にか自分の仕事への想いが大きく変化していました。
ちょっとの心配りや温かいコメント1つでどれほどまでに心が救われるかを知ったから、自分も職場で拙いながらも実践してみようと思ったのです。
なにせホテルはゴールデンウィークや夏休みは本当に忙しくなるので心が荒んでしまいがち。ピリピリと空気が張り詰めることもあります。
だからこそ自分は裏でも笑顔でいようと思った、お客さまにする心配りを一緒に働いている仲間にもしようと思った。
ほんの些細なことかも知れないけれど、それを積み上げていったらとんでもなく温かい環境になったと感じています。ちょっと出勤するのが楽しみになりました。

自分の働きかけで環境は変えれる、居心地の良い場所にできる。
私は無力なんかじゃないそう思えた日に働くことはHave toからWant toへ変化していった。

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