多分人は奇跡が見たい
最近わたしは、
誰かとハモりたくてハモりたくて、しょがないのです。
合唱部、アカペラサークル、アコースティックギターサークルと、音楽三昧な学生生活を送ってきたわたしにとって
ハモるとは、
”心を合わせること”
心を合わせるというのは、その人の状況をしっかり受け入れたい、愛したいという想いを持ち続けること。
そうして、息をぴったり合わせること。
ハモるって、人間同士の出会えた喜びでもあるのです。
だからわたしはハモることが大好きなのです。
最近は、もっぱらわたしは一人で歌っていたわけですが、
もう誰かとハモりたくてしょうがなかったのです。
そんな中、超グッドなタイミングで、
音楽に向き合いたいと、真摯に向き合っている友達が、
ハモろうよと誘ってくれました。
ハモろうよの一言で、今までハモることで味わってきた奇跡のような時間を思い出しました。
高校時代、ひだまりというユニットでおじいちゃんおばあちゃんの前で歌った時、
泣きながら喜んでもらったこと。
私たちなりに妥協せず、たくさん練習して、
受け入れあって高みを目指していた二人でした。
大学生になって組んだはなたれというアカペラバンドでは、
言語化しなかったものの、みんなと同じ方向を見て、高みを目指して頑張ってきました。
その熱量が重なる奇跡は、人を惹きつけ、
たいして上手いわけではないのにもかかわらず、タイトルを獲得することもありました。
あの瞬間は、まさに奇跡だったのだと思います。
上手い、上手くないに関わらず、
人は奇跡が見たいのではないかと思います。
例えばジャニーズの嵐の5人が仲良しそうにしているインスタや、テレビが人気なのも、
5人の誠実さや愛が歩んできた奇跡を見たいからなのだろうと思うのです。
ハモるという奇跡みたいな瞬間をたくさん味わうために、
そしてその奇跡がいつ来てもいいように、
わたしは毎日歌を歌い続けます。
これからも、たくさんのハモるという奇跡に出会えますように。