ママと、楽しむために生きるパパ

私のパパは出世することを選ばなかったパパです。
パパは会社の中で毎日何のために、誰のために生きているんだろうと、
疑ってはいなかったけど不思議には思っていました。

社会人になって、初めてもらったボーナスで、
今日はパパにパパの好きなイタリアンをご馳走しました。

「昔、かほはパパは何がしたいの？って聞いたよね。パパは、ママと結婚したかったんだよ 」って話してくれました。
パパから見たらママは面白くて仕方ないらしく、
ママと一緒にいたら、おばあさんになっても面白くて楽しい人生なんじゃないかって思ったそうです。
結婚するときなんて
貯金もないし、自信もなかったけど、
ママといたらおばあさんになっても楽しめそうという感覚を、
パパは信じていたのです。

実際貧乏な時期もあったけど
ママはどんなときもポジティブで、
貧乏生活も難なく楽しく過ごしてきた高橋家です。
ママは毎日楽しそうで、
youtubeを見たり、アマゾンで本を買っては、
自分の知らない世界にワクワクしているのです。
時々そのワクワクを共有してくれるのですが、
正直それについてはよくわかりません。
ママの夢が叶えばいいなと思います。
よくわからないけれど
ワクワクしながら、幸せそうなママを見ていたいと思うのです。

パパは、ママとこうやって、
毎日楽しく幸せに暮らしているのです。
なるほど、パパはママに出会って、愛をして、
毎日面白くて笑って生きていければそれでいいんだなって。
ママは昔から面白かったんだって。
それにすごく納得したから、
私はこの家を選んで生まれてきてよかったと思うのです。

パパの大好きなイタリアンをご馳走した後で、
パパは、指人形をくれました。
サムネイルのです。。。
私の家族はとにかく可愛いものがすきなので。。。
いつか子供ができたらこれで遊んでねって言ってました。
いつの話になるかわからないけれど、
パパもママもおじいちゃんにおばあちゃんになっても笑って暮らすのだろうな。
そしてそれは、
幸せなことなんだろうな。
本当に私は、小さい頃からも、そして今も、いい愛の世界に生きていると思えます。