【ポケモンSV シングル S25 337位】竜鋼蛇ビ
S25お疲れ様でした!カルーアと申します。
レギュレーションH最後のシーズンではありますが、記事に残したいと思います。
並びはこちらになります。
構築作成経緯
S24で最終115位を取られた方の構築レンタルを使用したところ、ラムのみ持ちの鋼テラス3W竜舞カイリューの感触が非常に良かったため、軸として決定した。
※無断引用のため問題があれば削除します。
また、同構築にいたハーブブリジュラス、襷ドラパルトも採用。しかし、ハーブブリジュラス同士の同速対決が頻発し、安定しなかったため、ハーブブリジュラスをハーブキラフロルに変更した。
キラフロルの採用にあたり、初手に特殊技を使用するポケモンの被選出率が増加したため、チョッキ枠を検討。条件にマッチしたジャローダを採用した。
テラス後のカイリューが不利を取ってしまうセグレイブやガブリアスなどのドラゴン組に後投げが安定し、増加傾向にあったママングライを対策する枠として、風船ブリジュラスを採用。
最後にカイリューの通りが良いとは言えないヘイラッシャやキョジオーンなどの受けポケモンの対策、被選出率の減少を期待して隠密マントサーフゴーを採用。
構築が完成した。
コンセプト
鋼テラスカイリュー@ラムのみを通す。
以下の理由から、通りが良いと考えていた。
攻防一体の鋼テラス
言わずもがなの良耐性テラス。
カイリューの鋼テラスの割合が減少、ワイブレカイリュー、チョッキガチグマ等妖テラスのポケモンが増加していたのも追い風であった。
テラスを読まれ地震を撃たれることもあったが、目を瞑ることで対策としていた。状態異常耐性
ガチグマのあくびを無視できる。
不意に飛んでくる電磁波や鬼火を一度無効化できる。
対オオニューラにおいては、大袈裟に言うとマルスケが2個あるくらいの気持ちで強気に立ち回れる。
個体紹介
選出画面で見れる順番に記載。
ポケソルテキストを使用。
ジャローダ @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: じめん
特性: あまのじゃく
性格: おくびょう
159(68)-85-120(36)-116(164)-124(68)-170(172)
リーフストーム / りゅうのはどう / テラバースト / ドラゴンテール
HD:C特化赫月ガチグマの「ノーマルテラスブラッドムーン」+「真空波」耐え
S:最速ガブリアス抜き
C:補正無しHDブリジュラスを「リーフストーム」+ 「C+2地面テラバースト」で確定
B:余り
年が明けてから構築に入ってきた巳年ポケモン。
ガブリアスより速い、初手に出されやすいガチグマやアシレーヌに弱点をつける、ドラゴン打点により最低限ドラゴン組に抗える、ドラゴンテールによる流しを行える等、初手に出しやすい条件にマッチしていた。
特性によりクエスパトラに強いのも嬉しいポイント。
技外しで致命傷を負うのがたまにキズ。
某メンシの終盤配信で使用されていた構成を真似したものにはなるが、努力値調整は不明だったのでこの調整が適切かどうかはわからない。
キラフロル @ パワフルハーブ
テラスタイプ: くさ
特性: どくげしょう
性格: おくびょう
159(4)-x-110-182(252)-101-151(252)
メテオビーム / ヘドロウェーブ / エナジーボール / だいちのちから
CS:振り切り
H:余り
普通のCSメテビフロル。
ブリジュラスより1速い、テラス前後どちらも弱点をつけることにより、対ブリジュラスの機能を存分に発揮していた。
毒化粧とメテオビームとブリジュラスより速いことが本体なので、以前使用していた構成から変更を加えなかったが、テラスや技構成に一考の余地はあったように思う。
ブリジュラス @ ふうせん
テラスタイプ: ひこう
特性: じきゅうりょく
性格: おくびょう
173(60)-x-151(4)-177(252)-87(12)-140(180)
ラスターカノン / ボディプレス / 10まんボルト / ほえる
HD:臆病ブリジュラスの「流星群」を14/16耐え
C:振り切り
S:準速セグレイブ抜き
B:余り
調整はうわっきーさんがS23に使用されていたもの、技構成はS24に使用されていたものが構築にマッチしていると思い、そちらを採用した。
鋼テラスを切ったカイリューからの引き先として選出したり、マスカーニャ、セグレイブ入りにジャローダを初手に投げたい時の保険として裏に選出していたことが多かった。
対ママングライの性能も高く、ブリジュラスで全体的に削る→カイリューでスイープの流れで勝率を高く保てていた。
ドラパルト @ きあいのタスキ
テラスタイプ: はがね
特性: すりぬけ→のろわれボディ
性格: いじっぱり→さみしがり
163-189(252)-85-120-96(4)-194(252)
ドラゴンアロー / ふいうち / テラバースト→かえんほうしゃ / のろい
AS:振り切り
D:余り(ダウンロード対策)
圧倒的な素早さにより、初手から一定の仕事をしてくれるポケモン。
スカーフ逆鱗やテラバーストなどで奇襲される事も多々あったが、気合いの襷による行動保証、不意打ちによって確実に相手に削りを入れられる事が大きかった。
元はアローラキュウコンを倒すための鋼テラバースト採用であったが、ジャローダを構築に入れた後アローラキュウコンの被選出率がほぼゼロになったため、ハッサムへの打点となる火炎放射に変更した。しかし、変更後に一度もハッサムと対面することはなく、ミミッキュの化けの皮を安定して剥がすための技になっていた。
一方で、呪われボディへの変更はこだわり持ちのポケモンを一旦引かせることができるなど、地味に仕事を果たしていた。
何回かテラスを切った後に呪いをしてしまい、気まずい時間が流れた。
カイリュー @ ラムのみ
テラスタイプ: はがね
特性: マルチスケイル
性格: いじっぱり
167(4)-204(252)-115-x-120-132(252)
じしん / アイアンヘッド / けたぐり / りゅうのまい
AS:振り切り
H:余り
本構築のエース。
特性マルチスケイル、竜舞と3Wによる広い技範囲、ラムのみによって高い制圧力を誇る。
神速が欲しい場面が無くはなかったが、全ガチグマを倒すためにも、どの技も外せなかった。
厚底ブーツではないことからステルスロックは痛いが、ラムのみ持ちカイリューを使い始めてからは外せなかった。
鋼テラスアイアンヘッドにより、最大打点を撃ちながら怯みの上振れ要素があるというのも強みであるように思う。
わざと通したい技以外の2つと竜舞を先に見せ、型の誤認を誘うことを意識して立ち回っていた。
サーフゴー @ おんみつマント
テラスタイプ: ひこう
特性: おうごんのからだ
性格: ひかえめ
163(4)-x-115-203(252)-111-136(252)
ゴールドラッシュ / シャドーボール / 10まんボルト→サイコショック / わるだくみ
CS:振り切り
H:余り
こちらも原案自体は上位記事から持ってきたもの。
役割対象のポケモンが選出されなくても腐りにくい火力特化、準速なのが魅力であった。
選出率は低かったものの、カイリューサフゴの並びを意識させたり、受けポケモンの被選出率が体感減少したりと十分に役割を果たしてくれたように思う。
始めはヘイラッシャ意識の10万ボルトであったが、10万ボルトの枠がサイコショックだったら拾えてた対戦があったので、サイコショックに変更した。
選出
ジャローダorドラパルト+カイリュー+キラフロルorブリジュラス
大体この形で選出していた。構築が受けに寄り切ってたらいずれかの枠をサーフゴーに変える。
重かったポケモン、並び
ステロ+ペリイダイ
全敗していた。カイリューの持ち物を厚底ブーツに変更することも考えたが、ラムのみで拾う試合の方が明らかに多かったため、変更出来なかった。
切ることが無くなったドラパルトのテラスを悪にすれば数戦拾えたかもしれないと書きながら気付いた。初手のフェアリーテラススケショ
初手ドラパルトに非テラススカーフ逆鱗を撃たれることが多々あったので、カイリューやガブリアスと対面したときはドラゴンアローを撃つようにしていた。
また、ブリジュラスの存在から初手に出しにくいかつ撃たれにくいとも考えていたので切り気味であった。
最後に
改めてレギュレーションHお疲れ様でした!
目標のレート2000に向けて潜る日がまだまだ続きそうです。
何かありましたら、Twitter(現X)@kahluamilk_pokeまで!
素敵な構築名は@コさんに考えていただきました!🙇♂️
四字熟語の「竜頭蛇尾」をもじったものになっております。
ダブルミーニングどころか何重にも意味が重なってます(笑)
りゅうこう“じゃ”びって読みたいかも。
TN:孤独な青空
337位 1953.673
最後まで見ていただきありがとうございました!