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成金は今日も渋谷の夜を照らす

先週は最高のハッピーギャルズが東京に遊びに来ていて寝る間を惜しんでパーティしたので日記を書いていきたい。 

土曜深夜の渋谷にて、おじさんが散歩させてるカメレオンがゲロ吐いてる横でお兄さんが酔い潰れてるのを見ながらガールズバーのキャッチの子が客引いてて、(情報多いね) ああ、私が蜷川実花なら絶対映画にしてるのに!!と悲しくなった。生憎映画は作ったことがないのでここで成仏させる。


その後はクラブに行って、成金ボーイズが沢山いて資本主義の成れの果てを見るなどした。
クラブでエリートたちがシャンパンを開けてまくっているのを横目にわたくしは気高きギャルなので踊っていたものの、疲れたのでエリートと話していたら同業者であることが発覚。それを告げたら「ぱんしょくの女が踊ってるだけだと思ってた〜〜」と言われ全方向に失礼な発言をされ、それ以降の記憶がありません。お酒のせいかな?
彼はシャンパンじゃなくて自分の肩書きに酔いしれていたみたい。カメレオンのゲロ飲んでろよな


まあ人のことを決め付けるのは本当にすごく簡単で、私だってその一件でこいつは学生時代女から相手にされなくて肩書きを手に入れた今、自分より収入の低い女しか愛せない奇病にかかって大金を積んでしても治せないんだと思ってる。私だって簡単に決め付けている。エリートも嫌な奴だったけど本当は親に1億仕送りしてるかもしれないのにね。でももう一生会わないので私の中で彼は渋谷の空に散ったことにしています。渋谷の資本主義が生んだ夜景たちの一部に彼はなるのです。きっと彼も本望でしょう。



決めつけといえば、私は料理が大好きだから、生活力が高いと思われるのか人からよくちゃんと料理しててえらいみたいに言われるけど全然そんなことはなく

料理に付随する皿洗いは腰が重くて気軽に限界まで放置するし冷蔵庫の奥からデモゴルゴンの死骸とか?みたいなやべー色の野菜が出てきたりする。作りたい料理があると他にやらないといけないことがあっても料理を始めてしまう過激派なのでどちらかというと生活力は狂っている。

要するに料理ができるという事実だけで私のことを生活力の高い人間だと思うのはいろんなことすっ飛ばしすぎじゃね?と思う。みんな知らない人と会う時は気軽に決めつけなちゃだめだよ。お姉さんと約束してほしい。

そんなこと言いつつ、私も私で今まで付き合って上手くいかなかった人たちが全員クリープハイプが嫌いだったので、反対にクリープハイプが好きな男と出会うとやべー運命見つけたかも?と思うし、生みの親も育ての親もサーファー男なのでサーフィンが好きな男の人ももしかしたら運命とか?と思っている。自分が幸せになる勘違いはどんどんしていきたい。運命なんてつくりゃいいんだから、みんな気軽に心のギャルの目キラキラさせながらあーしら前世付き合ってたかも///とか頬を赤らめてほしい。楽しいよ。


明日も嬉しい勘違いを沢山して、出会う人たち全員を運命だと錯覚したいし、自分のことは峰不二子だと錯覚していきたいし、好きな人に言われた好きな言葉はまっすぐに受け止めて、嫌いな人たちは全員渋谷の空に散ったと思って生きていきたい。

今週の週末は渋谷SKYに登ってみることにする。

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