偽名BMS作家異世界転生バトル!の曲について
こんばんは。初めてnote使ってみます。
いつもは曲を作ったり、DJしたり、ボーカルミックスしたりしています。
KAH(かふ)と言います。某花の歌い手とかとは関係ないです。この名義で曲作って10年経ってるので、パクってないです。
話を戻して、今回はBMSイベント「偽名BMS作家異世界転生バトル!」で出した曲について話そうと思います。所謂制作後記ですね。
一応偽名戦の話なので、ちょっと空けておきます。スクロールしてスタートです。
Dubtful
曲
今回、作った曲はDubstepです。本当にちょくちょく作りたくなるジャンルですね。今回もそうです。
リファレンスは、その当時、丁度プレイしていた「龍が如く 8」の戦闘BGM「BARRACUDA」からです。
龍が如く系列の最近の曲は結構wobbleベースがちょくちょく使われてて、自分にぶっ刺さりというか…しかもこのBARRACUDAは途中で4つ打ちになるんですよね。
これは好きな曲調発表ドラゴンですが、「Stepリズムから急に4つ打ちに変わるの好き」です。なので、その好きをこの「Dubtful」にもそのまま踏襲されています。
曲名ですが、これはもう造語です。Doubt(嘘)と~fulを合わせただけの造語になります。
偽名という偽や嘘がテーマになるので、そこからポンと作りました。
アーティスト名に関しても、これも造語で、どこかの国の言葉でどっちも「偽」「嘘」を基にしています。
マジで曲名とアーティスト名に関しては10分くらいで決まった物なので、割とそのままだったり、曖昧なのは許してください(
経緯
なんでこういう曲を出したか?という話になるのですが、ココが自分の伝えたかった部分になるというか…
元々、今回の偽名戦は割と本気で当てられないような曲調、つまり
普段書かない曲をやろう
という気持ちで思っていました。参加当初は。
参加当初、オケヒとかピアノを入れたブレイクコア(結構早めのBPM)を作ろうと思ってたんですが、全然上手くいかないというか…
途中で自分の思ったものにならないという状態になり、プロジェクトファイルを一新しました。(半分くらい作ってたのに…)
というか、この頃から自分の環境が色々と変わり、自分の制作意識が本当にガラリと変わってモチベーションが激減。
ほぼ毎回没曲を1曲書いては次の曲…という状況。
特に酷いのは自分から制作しようと思う時が顕著で、1,2時間DAWを開いても何も進まないという状態もしばしば。
出来ても上記のような思ったものが作れなくて没!になり、結構時間のロスが凄いんですよね。
妻からは鬱病では?とか言われる始末…
今もその状態で、現状どうにかしないといけないくらい、制作に支障が出ている状態です。
今の所依頼には支障出てないからまだマシか…誰か助けて
そこで、一旦作戦を変更。
偽名戦出る!と言ったからにはやっぱやーめた!というのは流石にアレなので、色々な周りのアドバイスを頂き、とりあえず自分の書きたい曲やろうという形にしました。
ただ、自分の書きたい曲を書いたら偽名の意味ないじゃん…という考えを逆手に取り、この自分の書きたい曲をやるという意思の中に、
「自分が普通に書いた曲を自分だってわかってくれる人ってどのくらいいるんだろう…」
という純粋な疑問を晴らしたいという思いを乗っけました。
偽名戦だからと言って、わざわざバレないようにしよう!という制限はありません。
というか、他の人がバレないようにジャンルや曲調、音作り、ミックスや譜面作成を変えようとしているんだったら、
敢えて自分は自分の力を貫こう!
という考えに 無理やりこじつけました 至りました。
ある意味、この考えに行けるのも、自分の知名度がBMSではそれなりに通るようになったという、過去の自分の実績のおかげですね…
最近過去の自分に救われることが多いです。
そこで、曲の方でも書きましたが、当時プレイしていた龍が如く8から好きで激リピしてた曲をリファレンスに書こう!ってなりました。
これは流石に筆が乗ったからか、すんなり書けて、それなりに良い感じに出来た気がします。
BGA
今回、BGAを出していますが、誰にも頼まず自分で作りました。
と言っても、映像は「Motion Array」という、サブスクでサンプルを配布しているところから取り、それをループしたりAviUtlでエフェクト入れたりして…とそこまでやっていることはそんなに難しくないです。
Motion Array
https://motionarray.com/
というか、BGA自体、BOFはいつも相方(と自分が勝手に言っている)の自動車 原付君とかに頼んでいるのですが、中小イベはほとんど自分で作ってたりしています。AviUtl様々よ。
頼まれても映像は作らないですが、BMSのBGAは一応自分でもなんとかできる…ということが今回のイベントでわかりましたね。
というか、最悪BGIでも良いですしね。BGIも棒人間ならペイントで描けるし。
譜面
譜面はあんまり捻りなかったかな…?という感じですが、一応皆が触れられる様に…と自分で発狂譜面を作ってみました。
えらい縦連が多くなったな~という感じです。
というかUSO譜面はクローズハイハットを全部縦連にしたので、そりゃ縦連多くなるよな~って感じです。ちなみに自分はあまり縦連好きじゃないです
結構ビルドアップのスネアを階段で対称にする…というのは自分のよくやる手法なので、自分の曲を結構やる人はそこでわかった!とかあるんですかね?
USO譜面はあまり慣れてないのもあるからかもしれないですが、ぱっと見面白くない寄りのク〇譜面に見えますね。
精進が必要なようです。
結果
得点
確定ではないですが、36インプレの296点。平均は8.22とイベントの中では中間くらい。(調べたら両方27位っぽい笑)
偽名正当率は5/36。当てた人おめでとう!よくわかってくれて嬉しい!(
得点に関して、最近の傾向で行くと割と低め…ですかね…
こう見るとアレですが、やっぱり最近のBOFも鑑みて、自分の実力が周りに追いつけていないというのを如実に感じます。
いや!お前はよく頑張っている!良い曲書いてる!という声も聴きますが、偽名戦という「知名度というブランド力」を度外視した評価がちゃんと得られる機会はあまり無いので、この結果はその実力に結構近い評価になると思います。
良い曲書いているという評価はめっちゃうれしいです。これはマジ逆にインプレ出来なくてゴメン
ただ、今回は自分の書きたいと思った、自分に近しいジャンルの曲なので、これが自分の実力なのか…という現実がドン!!!と出てくる感じですね。
まぁ自分でも実感はしていたので、あまりショックはないです。
どっちかというと、この実力を上げる方法ってどうすりゃいいんだ…という解決策がわからない方がよっぽどショックですが、これを基に反省します。
※一応言っとくと、この評価にケチつけている訳ではないです。むしろいつもインプレしてくれてありがとう!!!の気持ちです。
周りの評価
周りの曲のインプレの偽名当てを見て、結構自分の名前が色んな所に出ていることに少し感動しています。
特にHouse、Techno、ハーコー、ドラムン辺りでしょうか。確かに普段から書いてるもんな…
これも過去の自分の実績のおかげか…!という感じですが、もちろん自分がほぼ書かないと思われているジャンルは名前がちゃんとないというのもわかりました。
今回だと、Rock系やコードやメロでテクニカルな事をするようなジャンルはほぼ確で自分はいない感じがしました。
テクニカルなジャンルは確かに自分書くのが特に苦手、特にコード進行やメロを考えるのが本当に苦手なので、次偽名戦で本気を出すならそこら辺を書いた方がバレない…というのがありそうですね。
次出た時の参考にしたいと思います。
自己総評
終わってみればあっという間でしたが、Dubtfulは如何だったでしょうか?
自分の中では、反省点も多いし、迷走している…というのが本音です。
今回のが駄作だ!と言いたい訳ではないです。
むしろ、今回の曲は割と自信アリな部類です。
単にBMSの方でも、作曲する時の苦しい状態が続いている、という感じです。
経緯で説明したように、色んな環境変化で作曲に関するモチベーションが下がってしまった…というのが問題であります。
この内容は妻ぐらいにしか相談できておらず、一部の友人にも断片的にしか話していない感じです。
これに関して、いつか語るかも知れないです。
ただ、作曲を辞めることは今の所全く考えてないので、そこだけは安心してください。
なんだかんだ、音に関わることをしたい!という気持ちは微塵も変わっていません。これが自分の根幹のようです。ココが崩れるのは相当な変化じゃないと無理なんじゃないか。
と、色々ネガティブな事を多々書きましたが、勿論得られた部分も多いです。
自分のBMSでやっているジャンルの幅広さの認識がどこまであるか知れた事、自分の現状の実力がどのくらいか知れた事…こういうイベントでなきゃ知れない部分だと思うので、結構大きな情報だと思います。
あと、毎日作者予想欄を見てニヤニヤしてました。
自分だけ高みの見物でゴメンな!
これもインプレを下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございました!!!!
裏告知
裏と書いておきながら、普通に出ている情報。
今年のBOF:TTも出ます。チームは去年と同じメンバー+αです。
固定化されたメンバーのありがたみを感じます。
リーダーのSetca君にマジ感謝。
気になる方は今後の情報をチェックしてね!