洗濯槽洗浄剤を3種類試してみた結果。

 はじめまして。こんにちは。こんばんは。日紘≪かひろ≫です。

 今回は東京が梅雨入り前ということで室内干しが増える前に洗濯槽洗浄剤を3種類試してみた結果のメモです。YouTubeの「分解・清掃Channel」を参考にしております。室内干しした衣類からの臭いが気になる方は、概ね洗濯槽が汚れていると思われます

 また、当記事における各種商品のリンクについて、メーカー公式サイトのものです。

結論

 ・洗濯環境にも因ると考えられるが、花王「ワイドハイター クリアヒーロー クレンジングパウダー」(酸素系)及びマツモトキヨシ「洗たく槽クリーナー 550g」(塩素系)の併用が入手しやすく効果的と思われる

 ・洗濯機によっては、酸素系漂白剤を使用すると泡が多く発生しあふれ出る可能性があるとのことで注意(説明書確認のこと)

日常洗濯時使用洗剤・検証環境など

 ・洗濯洗剤はライオン「NANOX ニオイ専用」(※旧名「HYGIA ハイジア」)を使用

 ・洗濯用漂白剤はライオン「ブライト STRONG 漂白&抗菌ジェル」を使用

 ・洗濯機は約20年前のモデル(東芝 AW-501G

 ・酸素系洗浄剤を使用時、約40℃の水を使用(※塩素系で熱湯を使うのはNGとのこと

という状況です。抗菌を謳う洗剤を使っています。柔軟仕上げ剤は使用していません

使用した洗濯機洗浄剤

 ① 宮崎化学「根こそぎ革命」※酸素系

 ② 花王「ワイドハイター クリアヒーロー クレンジングパウダー」※酸素系

 ③ マツモトキヨシ「洗たく槽クリーナー 550g」※塩素系

 ①及び③は説明書通りに使用し、洗濯機の上部を外してドラムと洗濯層の内壁の状態を確認しました。②は一般的な酸素系洗濯槽洗浄剤と同様の方法で使用し同様の確認をしました。できることなら洗濯ドラムの取り外しをしたかったのですが、固定用ボルト及び付近の金属が錆びついていて外れなかったのでドラム外側及び洗濯槽内壁の状態については目視のみです。また、①は2021年05月04日頃に、②及び③は2021年05月22日頃に検証を行いました。

結果

 ① 根こそぎ革命

   上記の分解・清掃Channelでは「検証結果、効果が薄かった」という結論となっていますが、うちの場合は効果的でした。1年前に使用した時は「え、こんなに雑菌が繁殖する温床ができてたの・・・」とショックを受けるレベルで汚れが剥離してきましたが、今回もそれとは同じレベルではないものの汚れが剥離してきました。パルセーター(洗濯ドラムの底にある回転羽根)を外して裏側を見ても大分綺麗になっていました。ただ、流石に完全に落とせていなかったので、歯ブラシを使用して細部までの清掃を行いました。twitterに上げた写真を載せておきます。

   根こそぎ革命を知人にも試してもらった結果、1人は「すごい汚れが落ちた」という感想を、そしてもう一人は「あまり落ちなかった」という感想でした。この差異は何によって生じるかはわかりませんが、推測するに日常的洗濯時使用している洗剤・漂白剤・柔軟仕上げ剤が影響しているのではないかと思われます

 ② ワイドハイター クリアヒーロー クレンジングパウダー

   これは洗濯槽洗浄剤ではなく、洗濯用漂白剤なのですが、全530gのうち250gを投入して洗濯のみで20分程度撹拌したところで3時間程度放置したところ、根こそぎ革命では取れなかったであろう部分の汚れが剥離してきました。すすぎ→脱水をしても少々汚れが浮いてきたので、残りの全量を入れて洗濯のみで20分程度撹拌したところ、再度若干汚れが剥離。すすぎ→脱水をして、そして最後に何も洗剤を入れずに全自動モードで濯いで落ち着きました。

 ③ 洗たく槽クリーナー 550g

   「殺菌効果」を期待して使用しました。説明書通り3時間程度放置しても汚れはほぼ剥離してきませんでしたが、雑菌の繁殖抑制効果もあったのではないかと思われます。

寸評

 ① 根こそぎ革命

  ・洗濯環境によっては効果的と思われる

  ・説明書通りの使用が効果を発揮しやすいと思われる

  ・1口タイプのお風呂湯沸かし器洗浄にも使える

 ② ワイドハイター クリアヒーロー クレンジングパウダー

  ・根こそぎ革命で落ちなかった部分まで落とせていたので効果が高いと思われる

  ・1度に全量投入する方が効果的かは不明

  ・余ったら通常の洗濯にも使用可能

  ・コストパフォーマンスは高いと思われる(本体450~500円程度)

 ③ 洗たく槽クリーナー 550g

  ・酸素系洗浄剤を使用した後に塩素系洗浄剤を使用すると効果的とのことで使用

  ・熱湯で使用しない

  ・換気注意

  ・単体での効果は不明(今回検証対象外だが塩素系は汚れ剥離よりも殺菌効果への期待をするのが好ましいと思われる)

  ・コストパフォーマンスは高いと思われる(本体198円)


 ということで、必ずしも同等の結果が得られるわけではないと思いますが、参考になれば幸甚です。それでは。


後記

  分解の知識もついたのは楽しかったのですが、そろそろ洗濯機を買い替えたいですね……パルセーターを取り外して錆びだらけの金属とボルトを初めて見た時は「あっ・・・」と思ったのですが、シンプルな構造なためか壊れないんですよね2002年製……。錆び落としのためにKURE5-56(CRCスプレー)を噴霧してワイヤーブラシで擦ってみたのですが、完全に手遅れな状態でした。せめてボルトが外せればドラムを外せてよりよい分解清掃ができたと思うと悔しい!

  あと、個人的イメージだと

  ・酸素系 → 汚れ剥離効果が高い

  ・塩素系 → 殺菌効果が高い

なので、酸素系を使用してから塩素系を使うのが良いと思われます。科学的な検証をしていないので実際にどうなのかはわかりませんが。

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