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日本海旅行3日目

  この日は前日に宿泊した快活クラブ米子店の最寄駅である境線の後藤駅から出発した。

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境港という日本海有数の漁港へ向かう路線にもかかわらずその道中で海を見る機会はほとんどなかった。この路線の途中にある米子空港駅はその名の通り米子空港に直結している便利な駅にもかかわらずその駅のたたずまいは地方ローカル線の無人駅そのものであった。この駅を過ぎしばらくすると境港駅に到着した。

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境港駅では事前に予約しておいたルートイン系列のホテルのバイキングの朝食を食べた。日本有数の漁港に面するホテルなだけあり、その内容は豪華であり、朝から満腹を少し超えるくらいの量を食べてしまった。食後は少し駅周辺を散歩して再び境線乗り、米子へ戻った。

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 米子からは山陰本線に乗って関西を目指した。山陰本線は山陽本線とは異なりローカルな雰囲気のある路線だったが、この周辺の路線の中では相対的に本数も車両数も多かった。途中コナン駅を称する由良駅を通りつつお昼ごろには鳥取駅に着いた。

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これまでサンライズ出雲で米子駅を通過したり、前日に米子駅に宿泊したりしてきたが、鳥取県の県庁所在地である鳥取市を訪問するのはこれが初めてであった。鳥取県には珍しい牛骨を使用したご当地ラーメンがあるらしいのでお昼ご飯にはそれを食べた。麺やトッピングこそ普通だったが、さすが牛骨を使っているだけあり珍しい味がした。

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この後は砂丘に行こうとしたが時間が足りず断念して駅で時間を潰して再び山陰本線に乗車した。
  さてこの日は福井県で豪雨があり、この地域の鉄道は運休を余儀なくされた。そして山陰本線もこの影響を受けていた。和田山以降が運休し、豊岡から和田山のダイヤが乱れていた。今回の旅程では和田山までの利用であったので運休の影響はなかったが、ダイヤ乱れの影響は受けることになった。しかし結果的には和田山には3分遅れ程度で着くことができ、乗り継ぎに影響はなかった。こうして和田山からは播但線に乗り換えたが、疲労が溜まっており、ほとんど寝ていたのでその雰囲気についてはほとんどわからなかった。
 姫路に着いた後は山陽本線と東海道本線を利用して滋賀県を目指した。しかし姫路に着いたのは19時頃であり、まずは夕食を食べることにした。とりあえず近くの加古川へ行き名物のかつめしを食べることにした。しかし実際に行ってみるとかつめしを提供している店はことごとく昼営業のみでこの時間帯にやっている店は皆無だった。仕方なく大阪に向かった。しかし大阪はどこも緊急事態宣言が出ていないにもかかわらず時短営業をおこなっており(どこで緊急事態宣言やまん防が出ており営業時間の制限がどうなっているのかがよくわかっていない)どこも閉まっていたうえに日本屈指の迷宮駅である梅田駅に挫折し、最終的に直接快活クラブへ向かいそこで夕食を食べた。とりあえず今回の一件で迷った挙句辿り着いたらすでに閉店というのを繰り返すのは精神的にかなり辛いのでコロナが落ち着き営業時間がグーグルマップや公式HPで確認できるようになるまで梅田で夕食をとるのはやめようと思った。

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 この日は洗濯をする日だったが、洗濯機を利用しようとしたら、先に使っている人がおり、疲労も溜まり一刻も早く寝たいと思っていた自分としてはこれも非常に辛かった。なんとか洗濯を済ませて寝ることができたのは日付が変わった後だった。
 

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