名古屋遠征2日目
伊勢神宮まで
今日の朝は遅かった。紀伊勝浦駅の新宮方面の始発は非常に遅く7:15だった。朝早い時間から活動したい場合は新宮駅を拠点にした方が良いと思う。この日はまず紀伊半島東側を辿り、多気駅へ向かった。伊勢半島の付け根にあるこの駅は伊勢や鳥羽へ向かう参宮線の始発駅となるターミナル駅だ。ここで乗り換えた後伊勢神宮の最寄り駅である伊勢市駅に向かった。この2週間前に出雲大社を訪問し、1週間前には所用で明治神宮も訪問しているのでこの期間は神社ラッシュだった。
早速観光しようとしたが、紀伊勝浦から伊勢市までは遠く到着した時には既にお昼だったので、まずは昼食として伊勢市の名物として有名な伊勢うどんを食べた。味はこれを好きな人もいると思うのであえてここでは省略する。
いざ伊勢神宮へ
伊勢うどんを食べ終え伊勢市駅に戻り、そこからまず内宮に向かった。建物は式年遷宮の度に立て替えてしまうため他の有名な神社に比べて質素なつくりであったが、伝統的な建築方法が守られており歴史を感じさせるものだった。
この内宮の前にはおかげ横丁という参拝客相手の商売をやっている商店街がある。ここには赤福の本店があり、その場で作られた赤福とぜんざいが食べられる。ぜんざいは美味しかったが、出来立ての赤福は普通のものとそこまでの違いがわからなかった。食べ終わった後またおかげ横丁を歩いていると酒屋があったので何気なく入ってみた。そこで思い出したが三重県は日本酒で有名であり、而今や作といった有名な日本酒があるのだ。すぐにこれらの試飲をした。飲みやすいながらも美味しいものであった。そこから2キロほど歩いて伊勢神宮もう一つの施設である外宮へ向かった。こちらは内宮と比べ人は少なく敷地も狭いが、建物自体は立派だった。また隣接している式年遷宮資料館は式年遷宮に関する様々な儀式や道具の解説がなされており非常に面白かった。
名古屋と夕食
伊勢市駅から今日の目的地である名古屋までの列車が来るまでまだ時間がった。なので一度参宮線の終点である鳥羽に行った。鳥羽での滞在時間は5分ほどでほとんど観光できなかったが、魚が美味しいという話を聞いたことがあるので次に三重を訪問する機会があったらぜひここに泊まってみたい。鳥羽から折り返し、そのまま名古屋へ向かった。今回利用した快速みえは車両こそ普通列車であったが通過する駅が多く、体感の速さは特急に匹敵するものであった。
名古屋に着いたのは19時すぎであり、早めに行動しないと夕食にありつけなく恐れがあった。そのため宿に行き荷物を置くことは諦めすぐに夕食を食べに行った。旅行者が宿泊地に着いてまず行う宿のチェックインをあえて後回しし、向かったのはあつた蓬莱軒というひつまぶしの名店だった。ここは昼間だとコロナ禍でも一時間待ちは当たり前の人気店だが、熱田神宮が閉まる夜は空いており並ばずとも入ることができた。ひつまぶしは言うまでもなく非常に美味しいもので、すぐに平らげてしまった。
名古屋駅に戻り今日から二泊の間お世話になる宿へのチェックインを済まし翌日の準備を終えたのちこの日は寝た。
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