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家業イノベーターのピッチ紹介!

今回は、8/24(火)に開催した「家業イノベーション・アイデアソン2021 キックオフ」での家業イノベーターのピッチの様子を紹介します!

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家業イノベーション・アイデアソン2021では、茨城県内の家業イノベーターが集まり、それぞれの課題解決に向けて、参加者とともにアイデアを出しアクションを起こしていきます!
今回のキックオフでは、今年参加する家業イノベーターはこれまでどんな取り組みをしていて、これからどんな課題を解決したいと思っているのか、参加者に向けたピッチを行いました。

株式会社オスク 大野剛さん

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プロフィール紹介

茨城県那珂市出身46歳。株式会社オスク2代目。
高校時代にアルバイトを経験し、無機質な空間が彩ある素敵な空間へ仕上がっていく事への魅力を実感。20歳の時に家業を継ぐことを宣言。
大学卒業後、床材メーカーに就職し、2001年、会社倒産の危機に際してオスクに入社。徐々に卸売販売業から、内装仕上工事業、リフォーム業へと業務の幅を拡げていき、5年前に大型インクジェットプリンターを導入。自社でオリジナルの壁紙を印刷し、デザインや現場調査から施工までするワンストップサービスを開始。
3年前に代表取締役社長に就任し、Yahoo!ショッピングサイト上にオンラインショップ「digipri.o」を開設。
近年は、専門学校や家具店とコラボして大壁面にデジタルプリント壁紙を施工したり、FC MITO HollyHockのスポンサーとなり選手をインターンとして受け入れたりして、内装業について発信している。昨年からは、全国の仲間と「KABEGA」というサイトを立ち上げ、アーティストの作品をデジタルプリント壁紙、アートパネル、カーテンなどに展開、購入できる活動を開始。
そこに住む人々を笑顔に、幸せな気持ちにできるのが、内装業の魅力。快適で素敵な空間づくりを通して、お客様、社員、そしてそこに携わる全ての人々が、インテリアでHAPPY!になるように日々ハゲんでいる。

株式会社オスクについて

仕上げがメインの内装業です。
創業時は内装資材やインテリア資材の「問屋(卸)」でしたが、今は「内装仕上げ業(工事専門業)」が全体の6割を占め、そのうちの8割は下請けとして工事を行っています。さらに、お客様の叶えたいことや困っていることを聞いて、快適で素敵な空間づくりを実現する「リノベーション業(工事の元請け)」や自分だけのオリジナルなデジタルプリント壁紙をデザインから施工までワンストップで行う「印刷屋(プリントメーカー)」も行っています。また、内装資材やインテリア資材をDIY向けに販売するネットショップ「digipri.o」を開設!

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壁紙や床材を貼り、インテリアを入れて装飾をし、お店の改装やショッピングモールに出店する際の内装を短期間で工事しています。

最近の取り組み

今までは決められたものを決められた通りに貼るという仕事が多かったのですが、これからはお客様が望むものを自分たちでプリントし施工する仕事をするべく取り組んでいます。

2019年には東京ビックサイト展示会に出展し、貼って剥がせるデジタルプリント壁紙を展示。今では全国に壁紙・クロス屋さん、技能士集団など、たくさんの仲間ができ、積極的に情報交換を行っています。

さらに、FC MITO HollyHockとシルバースポンサー契約を締結し、連携を強めています。シーズンオフには2人の選手をインターンとして受け入れ、内装業の仕事について情報発信を行ったり、2020年にはコラボレーション壁紙「ROAD TO J1」を作成しオンラインにて発売したり、2021年からは、選手のモチベーションアップのために協賛としてロッカーにタペストリーを設置したりしています!

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また、アーティストと連携してアートとインテリアを掛け合わせる取り組みも行っています!壁をアートでカッコつけようをテーマに、全国のアーティストやデザイナーなどの仲間達とともに「KABEGA」というサイトを開設し、アーティストの作品をデジタルプリント壁紙やカーテンなどに展開して購入できる活動をしています!

今後取り組みたい課題

内装業はあまり認知されていない職種であるということを、ここ数年痛感しています。お客様と接点を持つことができる拠点を作ることや、職業として内装業の認知を広めることに取り組んでいきたいと思っています。

「インテリアでHAPPY!!」をスローガンとして掲げ、お客様もそこに関わる社員や協力業者もみんな笑顔になることを目的に、これらの課題をアイデアソンで参加者の皆さんと解決していこうと思います!

株式会社菊池精機 菊池正宏さん

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プロフィール紹介

1975年生まれ、日立市出身
地元日立市が大好き、超人見知りで寡黙
趣味は美味しいものを食べること、ジョギング、水泳、フルマラソン
座右の銘「女性には優しく」
菊池精機には2001年に入社し、製造要員として横型マシニングセンタに従事。作業者と後継者の勉強との両立で毎日会社に泊まり込みながら家族を顧みない生活をする。
3.11の震災で、工場が変わり果てた姿になってしまったが、同じ志を持つ経営者仲間から復旧するために必要な物資の援助を得る。何かを成し遂げようと思った時には、頼りにできる人が大切だと知り、絶え間ない人脈づくりのため、積極的な交流を心掛けている。
さまざまな人脈や地域のネットワークを最大限に活かした製造業の集積地として地元日立市でイノベーション事業を展開し、茨城県北の「ものづくりのまち日立」の再生を目指す。

株式会社菊池精機について

工作機械を使って精密に金属を削ることを中心事業として行っています。当社の強みは「広範囲の設備力」「錠盤加工技術」「純銅加工」です。
本拠地である那珂市の向山工場は、航空宇宙産業向け品質マネジメントシステム認証取得工場に認定されています。

菊池精機で作られた製品は、世界中の変電所の最も重要な部分や航空機用ジェットエンジンに使用されたり、民間航空機の機体を製造する工程や人工衛星の組み立て工程で使われていたりしています!

家業イノベーション・アイデアソンに参加して得たいもの

1. 新たな人脈をつくりたい!
 絶え間ない人脈づくりのため、日頃から積極的な交流を心掛けていることから、メインの目的としています。
2. 自分自身が成長するきっかけにしたい!
 物事をいろんな視点から捉え、自分の凝り固まった思考を研ぎ直す機会にしたいと思っています。
3. イノベーションを体感したい!
 いろんな方々との交流を通じて、今までになかったイノベーションを体感することを期待しています。

アイデアソンで取り組む内容

『菊池精機が所有する不動産の活用』
 茨城県県北地区の地域活性化や地域貢献を目的として、旧常陸太田市立佐都小学校跡地(廃校)を活用したいと考えています!

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運動場や体育館は運動するのに十分なスペースがあり、体育館の中は比較的綺麗に保たれています。しかし、課題もあります。現在この廃校舎には電気や上下水道などのライフラインがなく、整備には多額の資金が必要になります。そのため、これまでに地元のサッカークラブやバレーボールクラブ、ブラスバンドなどから施設を借りたいという依頼があるものの、貸せていません。

なんとかこの土地を改めて有効活用するために、アイデアソンで参加者の皆さんとともにアイデアを出して、アクションを起こしていきたいと思っています!


次回vol.Ⅰ からは、各家業イノベーターごとにグループに分かれてアイデア出しを行っていきます!さらに、新たな家業イノベーターも加わります!
家業イノベーターの情報は、Facebookイベントページにて更新していきますので、ぜひチェックしてください👀

家業イノベーターの取り組みやこれからのアイデアソンに興味を持った方は、ぜひ9/28(火)に開催する「家業イノベーション・アイデアソン2021 vol.Ⅰ」にご参加ください!

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お申し込みはこちらから👇https://kagyoinnovationideathon2021vol1.peatix.com

中井 遥

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