高橋食品 高橋さん 第二弾

家業イノベーター特集③

今回は、八千代町にある有限会社高橋食品へ行き、3代目の高橋 真弘さんに取材をしてきました。家業イノベーション・アイデアソンの感想や現在取り組んでいることなど、たくさんお話を聞いてきました！

「直売所をつくりたい！」

もともとスーパーの卸しがメインだった高橋食品。直売所をつくりたいと思い、高橋さんの夢が動き始めました！

とはいえ、どのようにブランディングするか迷っている時に、家業イノベーション・アイデアソンの話が！普段から異業種交流への参加はあったが、自社の活動について時間をとって真剣にディスカッションする機会はなかったという高橋さん。家業イノベーション・アイデアソンを通じて、多様な業種の人と真剣に自分の取り組みについて話をしたのは初めての経験だったそうです。

「自分には思いつかない意見に刺激をもらえた！」

プレスリリースやSNSの運用など、自分の知らない分野について意見をもらえた！自分自身もイベントの時間を使ってじっくり参加者のみんなと考えることができ、自分のやりたいことの実現に近づくことができた！と話してくれました！

なんで直売所をはじめたいと思ったのですか？

「高橋食品のこだわりの豆腐をみんなに食べてほしい！」

高橋食品の豆腐はすべてにこだわった特別な豆腐なのです！

大豆は地元の大豆や高橋さんが納得した大豆のみを使用し、にがりは高橋さんがその味に惚れた新潟県村上市にある笹川流れ塩工房の天然のにがりを使用しています。さらに、これからは敷地内に井戸を掘り、深いところからくみ上げたきれいな水を使用した豆腐作りにもチャレンジするそうです！

この高橋さんのこだわりこそ、高橋食品の豆腐のおいしさの秘訣なのです！やわらかいのに食感がしっかりしていて、あっさりしているのに味が濃厚。今までに食べたことのない豆腐に出会うことができました！

「高校生がつくった大豆を使用した豆腐を販売したい！」

高橋食品では水戸農業高校で栽培した大豆を使用した豆腐もつくっています。その希少な豆腐を直売所で販売したい！地域とのつながりをより強めることができると考えたそうです。

今後直売所がOPENしたら
どんなことをしたいですか？

地域の方や親子が集まれる場にしたい！

地域の方とつながり少しでも地域貢献したい！そんな高橋さんの想いが詰まった場所をつくっています。いろんな人が集まり楽しめるように屋外にはテラスをつくったり、お子さんも楽しめるようにトランポリンやボルダリングを設置したりしている最中です！

こだわりのおかしで豆腐を楽しんでほしい！

豆乳を使ったおかしを開発中！

ヘルシーなだけでなくとってもおいしい！アレルギーの人もみんなで楽しめるように卵と牛乳を一切使用せずにクッキーやケーキをつくっています。

さらに、サイクリングの休憩場としてロードバイクをとめられるところも設置。疲れを癒してほしい！と、豆乳ソフトクリームも開発中です。

おかしだけでなく定食にも挑戦…！

高橋食品の豆腐をふんだんに使った湯豆腐定食。

八千代の白菜と高橋食品の油揚げを使用した菜飯(なめし)や湯葉、がんもの麹焼きなど、こだわりの豆腐料理をこれでもかと盛り込んだ一品。

料理のバリエーションが豊富で飽きることなくあっという間に完食！ボリューミーで大満足！食器にもこだわり、笠間焼を使用！高橋食品のおいしい豆腐を贅沢に味わえました！！

定食以外にも、豆腐田楽の販売やBBQ・焚火などのイベントも企画中…！みんなが交流できる場にしていきたいと高橋さんは話します。

やりたいことが底をつきません！

やりたいことを全部やるぞ！

楽しいことやワクワクすることにチャレンジしながら、いろんな方との輪を広げて交流できる場づくりに挑戦しています。

今回の取材を通して、高橋さんの人柄や行動力が周りの人を巻き込み、楽しい場ができるだろうと感じました！高橋さんのチャレンジはまだ始まったばかりですが、今後の展開が楽しみです！直売所は5月中旬にOPEN予定です！

さて、第三弾では…

家業イノベーション・アイデアソンで高橋さんのグループに参加した方々にアンケートを行い、参加者の生の声をお届けします！お楽しみに…！

Tsukuba Place Lab　中井 遥