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ついに巡ってきた最前席①
徳を積んでも積まなくても、座席は結局は運でしかないのは分かってる。それでも徳は積んでおいて損はない、はず。そんな徳積み親子な我々親子にもついについに最前席が巡ってきた。
初めてのヘアメイク
1階1列。いつもなら娘と一緒に見るのに、その日の限って店員さんがしっかり見せてくれた1階1列。そのまま封筒をそっと閉じ、家に帰ってから5度見して娘にLINEを送った。
せっかくの機会なので親子でヘアメイクを予約。お互い年相応でありながら、お揃い感を持たせて欲しいとオーダー。
気分も上がるし、もしもまたこのような機会が巡ってきたらヘアは絶対お願いしようと思った。後から入ってきた結婚式用のヘアセットのお客さんは10分ほどで完成してたし。自分で髪を巻いたりするより絶対にラクだし早い。もっと早く使えばよかった。メイクは私が使った店はそこまでではなかったので悩むところ。
2列目と1列目は全然違う
これまでも2列目はあった。2列目は近い。1桁列はやっぱり近い。でも1列目は全然違った。
しかも「八王子の1列目は特に近い」らしい。あらかじめ教えてもらえてよかった。うきうきで早めに座ってしまったら、開演前に限界を越えて緊張してしまいそうだったのでゆっくり行くことにした。
当日は中央線が乱れていたこともあって驚くほどギリッギリの到着だった。行きたかったよサイゼリア。駅前のベンチで急いでサンドイッチを食べていたら、初めての八王子(PD)でも同じように慌ててサンドイッチを食べたことを思い出した。学ばない私。
『PURPLE DIAMOND』ツアーの八王子公演、急遽当日券で来てみたらバルコニー席だった話などをして緊張を紛らわせた。娘と親子2人で連休を過ごすことになったので「あれ?八王子行けちゃう?」ってなったの、あの勢いとノリ楽しかったよ。ほんとバルコニーベイベーよかった、と完全に緊張をごまかしたい親子、いや私。
席についてから始まるまで体感5分もなかった気がする。ベイベーさんが席まで会いに来てくれ、励ましの言葉をいただいたおかげで覚悟ができた。
幕が開いてすぐふわーっとタバコのにおいするなと思ってた。周りの誰かかなと思ってたらショーの最中あらケンが目の前でターンするたびにしたのできっとあらケン発信。最前ってそんなことまで分かるんだ。そしてイメージ通りすぎてにやにやしちゃった。
— かぐや🩵 (@kaguyan11) June 8, 2024
幕が開いてTHE FANTASTIXのみなさまが入場してくる。じわじわ上がるテンション。そしてふわわーーっと香るタバコのにおい。てっきり客席からだと思ってたら、あらケンが前に出てくるたびにふわっとしたので「え?あ!あらケンの香りーーー!?」と興奮した。数曲で全く香らなくなってしまったので、直前に吸ったものだと推測。
ミッチーさんも近い。近い。近い。そりゃそう、そこにいるんだから。
センターで足をかけてる時なんて、なんなら後ろにいる感覚にさえなった。
ツーショット撮影とかイベントですぐそこにミッチーさんがいることはあった。ミッチーさんまで数センチ、私の体のどこかとミッチーさんの体のどこかがふれた時もあった。
でも、でも、でも、でも!
この距離ワンマンショーでのこの距離は、全然ッ違う!
まずミッチーさんの輝きが別格。直視できない。キラッキラ。
ライトが目の前にあったせいもあるけど。
最初の方は会場全体を見渡していたり、前ベイベーの後方くらいにウインクやお手振りなどの愛情表現していることが多く「意外と目が合わないな」と思った。きっとこれは八王子の1列目が近すぎるために起こるバグ。
ゆうこりんのチャイナドレスは腰回りに少し余裕があってターンするたびに😳となった。何が見えるかって?すべすべの…
— かぐや🩵 (@kaguyan11) June 9, 2024
女子ーズも近いので、いつもなら決して見えない場所や細かな表情などをしっかり堪能しているうちに気持ちが落ち着いてきた。
投げられた手袋
今年のオープニングの衣装、最高。手袋も最高。手袋投げるのも最高。
左手の手袋がぽいっと投げられ、歌いつつ歩きつつ近づいてくるミッチーさん。「もう片方はあらケン側に投げるんだろうな」の「ケン側」ぐらいでヒュンッと私の前髪を何かがかすめた。そのまま視線を落とすと1列目の座席と2列目の間に落ちた白い手袋。「あ…」って感じで周辺のベイベーさんが手袋を見つめる時間があった。
あらケン側に向かって歩きつつセンブロに手袋を投げた星。私の右の前髪をかすめて落ちたんだけど、その時私は星のいない左側を向いてたので何を見てたんだろうともやもやしてた。落ちる手袋は見た。星が投げた瞬間も見た。あーそうか!すごい勢いで手袋が飛んできたから反射的に避けたのかwww
— かぐや🩵 (@kaguyan11) June 10, 2024
私、投げられた手袋があまりに速くて反射的に避けちゃった!
手袋を投げるところは見てたんです。その時はミッチーさんを見てた。
「え!こっち!」って思った。先ほど前髪をかすめたと言いましたが、詳しくは左側を向いた私の右の前髪をかすめていきました。
あああ…手袋…。ふれたのに取れなかったのが残念っていうのがその時の正直な気持ち。
休憩中周りの方と一緒に手袋見せてもらったとき「なにかジップロックみたいなのあればいいのに…」という流れてなったらみんなが一斉にカバンごそごそしだしたの面白かったな。最終的に透明クリアファイルに収まった手袋を見て「…証拠物件?」と15歳ベイベーが言っていた。そうだよ。
— かぐや🩵 (@kaguyan11) June 9, 2024
なんて言いつつも休憩時間に手袋を見せてもらえてほっくほく。図々しくもにおいも堪能させていただいた。みなさん一緒に堪能してくれて「無臭ね」「何もにおわないね」と確認し合ったの、スキ♡
ちなみに娘は手袋が投げられた瞬間を見逃してた。「手袋、取れなかった…」ってこっそり耳元で言ったら「??」って顔してた。
多分、娘の場所からだと「見逃した」んじゃなくて、ちょうど目の前のライトの光で「見えなかった」んだと思う。あの人数が見ている前で娘に手袋が当たらなくてよかった。
きっとミッチーさんはそういう細かいところまで計算して……。
次回へ続く!