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春からB1、今B1の法曹志望が2〜4年後に泣かないためにするべきこと

1:はじめに

 今年のロー入試は特に難化している!!
なんてのはB1、B2に耳にも入っているでしょう。実際そうです。
なんでわかるかって今それで僕自身が泣きを見ているからです!!!!(涙)
今の所全落ちです(中央、早稲田、明治)。
色々と経歴等々はありますが、自身の経験や周りを見ていて思ったことを後進のために残していこうと思います。泣きを見て無職NNTで学部を放り出される人が少なくなるようにね。

一応記載しておきますが、ゴリゴリ主観です。
まじでこれだけをアテにするなよ!!あくまでも一意見、体験談でしかないからな!!
そこんところよろしくです。

2:悪いことは言わないから予備校に行け、予備を受けろ

 タイトルの通りです。これが最も大事なことなので最初に述べておきます。その理由は最後まで読めばわかりますので、ここでは省略します。大事なことなのでもう一度。

予備校に行け、予備を受けろ

 ローがあるからローで良いやなんて甘いこと言ってたら今のB4みたく泣きを見ます。予備を念頭に置いていればロー対策は予備に包摂されるわけですから、ローなんて行かない!!!学部で受かる!!!というつもりでいてください。ローを考えるのはB3の予備試験短答に落ちたとき以降で十分でしょう。そもそもあなたたちの相手は予備でそこそこ戦える高学歴です。そういう人達がローの合格をかっさらいます。で、そういう人たちにローでいいや〜ってちゃらんぽらんでやってきた人間が勝てると思いますか?思いませんよね?そういうことです。

そして予備校についてです。いるんですよね〜。「要らない!」って言う人。

それが通用するのは指導者を自力調達出来るコミュ強だけだっての。
出来ない人間は金で指導者を買わないと変な方向に行くんだって。

なんて思ったりします。不要な人もいますよ。僕も何人か会ったことがあります。そういう人はコミュ強です。それは別に陽キャって意味ではないですよ?(むしろ今まで会ったそう言う人たちは見た目は陰の者っぽかった)ここでいうコミュ強とは遥かに年上の人に可愛がられる才能がある人たちです。じじばば受けが良いというものでしょうか。とかく懐に入るのが上手い。あれは一朝一夕で成せるものではないので、あまり当てにしない方が良いかと思います。距離感とか機微な心証を汲み取る必要があるので、天性とは言い切れないもののロー入試には間に合いません。

後、女性はこれを当てにしないでください性被害のリスクがあります
悔しいとか寂しいと思うかもしれないがやめておけ。こればっかりはもう性差がある以上どうしようもないんだ。まじで危ないから、ちゃんと紹介状貰うなり紹介を受けるなりして防御した上でちゃんと段階を踏んでくれ。残念だが、これを踏み越えられるのは男性だけなんだ(男もそのリスクがあるだろというツッコミはあるだろうが、正直気にする程被害に遭う確率があるかって言ったら…微妙じゃないかな)。

なので大人しく予備校を使いましょう。独学で出来るのは東大でも一握りの天才か、コミュ力により指導者を自力調達出来る力とそれが可能な条件が揃っている人だけです。あなたはこれらに該当する自信がありますか?あるならまぁやってみても良いでしょうが、それに該当しないだろうなと少しでも思うのであれば今すぐ予備校の資料請求をしてください。

3:法曹コースには入っておけ

 法曹コースは5年一貫教育選抜、開放型選抜を受けることが出来ます。これは法曹コース限定なのでライバルも少ないです。加えて一般生(非法曹コース)よりも受験機会が増えます。端的に言って超有利です。さらに少人数教育で先生との距離も近い上、情報も手には入りやすいので、法曹コースに入らない手はありません。その代わり1年生の頃からGPAを気にしなければならないのですが、まぁB1なんて殆どがある程度手加減されている一般教養なので、別に法曹目指す人にとってはA〜S取るなんて朝飯前だと思います。
 正直昨今の難化具合では、法曹コースに入れなかったら就活に切り替える位でも良いでしょう。それが最もダメージが少ないですし、有名企業への就職も間に合います。なお、撤退については個人的にはB2の夏前が最終決定時期かなと思います。就活にギリ間に合う時期で、ダメージなく移行できる最後のチャンスです。この時期までには、自分がどうしたいのか(本当に法曹になりたいのか)も含め真面目に考えておくべきだと思います。あまり考えたくはないでしょうが、司法試験自体が人生を破滅させる試験である以上、挑むか挑まないかは流れで考えて良いものではないでしょう。

4:ガクチカ作りは怠るな

国家資格を目指しているからガクチカは気にしなくていいなんて時代は終わりました。
もう勉強だけしてればいいという時代ではないのです。
ガクチカがないと詰みます。ステートメントが真っ白になります。それすなわち、書類点を捨てるということになります。難化傾向があるロー入試でそれをやるって正気ですか?
それもただ作れば良いってものではありません。
志望動機と連動して、進路実現のために何をすべきかを考えて行動したことをアピールしなければならないのです。従って、バイトが〜とか編入が〜とかは蛇足なわけです。
なんでかって、別にそれ、法曹目指す上で不要じゃね?で終わるからです。要は進路実現のためのストーリーが出来てないってわけですね(それが作れるのであれば良いと思います)。
法律事務所のインターンに参加する、法律相談部のようなサークルに入っておく等々の、あ、この人法曹志望でそのために活動していたんだなとわかるガクチカが必要なのです。それがある人は強い。

もう一度言いますよ?

勉強だけしてりゃいい時代は終わりました。

 正直その点は就活生より大変かもしれません。勉強しながらGPAも気にしつつ、ガクチカのためにインターン対策等々もしなければならないわけですから。ですが、そもそも国家資格を目指すなんて誰でも出来るわけです。目指してるって言えば良いんですから。自分が本気なんだということを他者に示すにはそれくらいしなきゃいけないわけ。勉強なんてだらだらやっててもそれなりにサマになるわけですから(結果が出るかはともかくとして)、勉強してます〜予備校通ってます〜(予備校代なんて親が出してるわけですからねw)だけでは本気度の証明にはならんわけですね。
 余談ですが、僕の知り合いでガクチカがない人は一般就活も苦戦してます。決まっても予後が良い印象はありません。大学時代がモラトリアムなんて中高年の思い出話はアテにしないでください。それは国家資格に限った話ではありませんし、法曹志望怖いから一般就活に逃げよ〜ってのもまたイバラの道なわけですね。

5:まとめ 

 我々B4は、入学当初から「ローは受かる」みたいな感じで教えられてきました。しかし実際向かってみたらこのザマです。僕の体感では決まった人は総ナメして、決まらない人はとことん決まらない。そんな感じです。両者を分けた分岐点は「最初からローを念頭に置いていたか否か」です。要は、「ローでいいや(予備は受けない)」で学部期間を過ごした人は皆泣きを見ているわけですね。でもこれ、今思うと当たり前っちゃ当たり前なんですよ。その理由はここでは書きません。考えてください。その習慣が今後大事になってくるからです。

 さて、これを最後まで読んだみなさんがやるべきことはわかりますね?みなまでは言いません。結構わかりやすく警告はしたつもりです。僕は法律適性が〜とかセンスが〜とか言うつもりはありません。本人が自覚するならともかくとしてそれを他人が判断するべきではないからです。元々の才能に責任を帰属させるのは可変的な行為選択の責任を全くもって無視するものであり、ある意味で無責任かつ停滞的な言動であると言う自論にも基づいています。

 と言う自論語りはおいておいて、我々の屍を超えて未来ある青少年は夢に向かって頑張ってくださいね。検討を祈ります。

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