#夏に見たい映画(ホラー映画)
6月のハッシュタグ企画「#夏に見たい映画」に乗っかって投稿してみます。
夏に見たい映画といえば、ホラー映画の名作「シャイニング」ですね。
監督は、「博士の異常な愛情」「2001年宇宙の旅」「時計仕掛けのオレンジ」などで有名な巨匠スタンリー・キューブリック。
この映画、カメラワークがとんでもなくスゴイです!
舐めるように、静かに、なめらかに、そして時には執拗に登場人物達を追いかけていきます。
その映像がなんとも美しい。ホラー映画ですが、この映像美は芸術作品と言っても過言ではないと思います。
美しいからこそ、怖ろしい。そんな映画です。
また、主演のジャック・ニコルソンの怪演もすばらしい!
ウィキペディアによると、
ジャケットにも採用された、この映画の象徴ともいえる「叩き割ったドアの裂け目から顔を出したジャック・ニコルソンの狂気に満ちた表情」を撮るためにキューブリックはわずか2秒程度のシーンを2週間かけ、190以上のテイクを費やした。
とのことです。
キューブリックの完璧主義がここでも発揮されたようですね。
ちなみに原作者は、「モダン・ホラー」の第一人者と呼ばれるスティーヴン・キングですが、原作の内容とは大きく異なるこの映画のことを認めず、いろいろと一悶着あったようです。
その証拠に、スティーヴン・キング自ら、製作総指揮・脚本でテレビドラマ版のシャイニングを制作しています。
私は両作品見たことがありますが、個人的にはキューブリック版の方が好みです。
恐怖を求めるならキューブリック版。ハートフルな感じを求めるならキング版かな?という気もします。
両作品を見比べてみるというのも楽しいと思います。
シャイニングの舞台は、深い雪に閉ざされた山上に孤立して建つホテルです。夏場に見るには涼しくなって最高の映画だと思います。
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