惑星探査機ボイジャーの実物大モックアップの撮影だけをするために多摩六都科学館に行ってきました
西東京市にある多摩六都科学館(西武新宿線田無駅・花小金井駅からシティバス「はなバス」でアクセスできます)。左はスカイタワー、科学館は右の丸い建物。プラネタリウムが人気、全体は体験学習をしながら科学が学べる幼児から楽しめる施設です。
今回、近場に用事があり、久々に行きました。目的は、「ボイジャーの写真を撮る」です。ボイジャーは、70年代後半、木星や土星の惑星を撮影した画像を次々と送り届けてくれた惑星探査機。今の「はやぶさ」のように、宇宙ブームを作りました。1号、2号があり、その実物大模型がここに展示されています。
入館してすぐの天井にドドンとつるされていますが、体験学習の団体、親子連れ、プラネタリウムを見に来たカップル……。たぶん、だれも気に留めていないでしょう。「はやぶさ」のように太陽光パネルもないし、長いパラボラアンテナかと思うかもしれません。中央に見える黒い筒状の原子力電池で稼働し、現在も機能を維持したまま太陽系を離れ人類初の恒星間航行を続けています。
本体から長くのびた「ブーム」の先に付いているのが磁力計。本体内の電流による 干渉を避けるためです。惑星間空間磁場を計測し貴重なデータを集めました。
ブームを入れないとボイジャーっぽくならない。やっかいです。
ここまで入れて、「ボイジャー」です。
問題は、施設の構造とまるかぶりなこと。
上階からも見ることもできそうなので、行ってみましょう。
ここに小さく、解説がありました。たぶん、ほとんどの人が気付かないでしょう。
本体に取り付けられた「異星の知的生命体宛のレコード」も再現されています。たしか、「どこから来たのか」を宇宙共通の科学的表記で説明したとかなんとか……、カール・セイガンが説明していました。
カメラ、かっけー。
カメラ、かっけー。
最後に、逆ふりで全景を入れたつもりがブームの先が入っていませんでした。壁の柱とごっちゃになってました。
多摩六都科学館にはあの相澤ロボットも展示されています。現存する10数体の内の貴重な2体です。相澤博士の研究所が旧保谷市富士見町にあったそうです。
入館料は大人500円。大満足です。
多摩六都科学館の詳細はこちら。https://www.tamarokuto.or.jp
また近くには西東京市の郷土資料館があり、市内にある国史・下野谷(したのや)遺跡から出土の縄文土器などが展示されています。こちらも見応えがあります。
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