IKEA家具って引越しできないの?
まずはじめに知っておいて欲しいことがあります。
それは
IKEA家具(特に大型サイズの家具)がほとんどの引越業者さんに運んでもらえないということ。
『えっ?引越しで運んでもらえない荷物なんてあるの?』
そう思われる方も多いのではないでしょうか。
ではなぜ引越業者さんはIKEA家具を運んでくれないのかについて、ご説明していきたいと思います。
引越業者さんがIKEA家具の取扱いを拒む理由
①完成形で運ぶことができない
IKEA家具は(特に収納家具)グローバル基準のサイズ展開が多く、日本家屋の間口等には適していないこともあり、搬出入時に導線で詰まってしまうため完成形で運び出し入れができないという理由で引越業者さんに断られてしまいます。
引越業者さんが全く解体や組立を行ってくれないのかというと、そうではなく(よくベッドや洋服ダンスを解体している光景を見たことある方も多いのでは?)、IKEA家具の解体がとても施工業者寄りの作業となるため、専門分野外となり、取り扱いが難しいということです。
②解体/組立が複雑
前でも述べましたが、実際IKEA家具は購入時にも組立サービスがオプションになっているくらい、あまり組立をセルフで行う方は少ないという施工要素の強い商品です。
特に解体に関しては説明書があるわけではなく、基本木製パーツに直接ネジを取り付けている工法のため、解体時ネジを抜いた際に穴が広がってしまうという不具合が起きてしまいます。
それは再組立時に強度に影響するほどになることもあり、IKEA家具の解体/組立が否定的にとられる大きな要因となっています。
新居へ持っていきたいという方はどうすれば?
では引越業者さんに断られたユーザーさんは、お気に入りの家具をあきらめるほかないのか?
いえ、そんなことはありません。
せっかく好きで購入した家具をあきらめずに新居へ持っていく方法とは
①ご自身で解体/組立/運搬を行う
例えば購入時にご自身で組み立てを行ったという方であれば、必要な工具をお持ち(解体専用で使う工具もありますが)かと思いますので、解体をご自身で行うという方法も良いかもしれません。
注意点としては、スペースが必要であること、解体専用の工具が必要になることもあること、説明書の逆行だけで解体できない家具もあるということ。
お困りの際はカグッコシ!のLINE相談窓口をご利用いただければ、リアルタイムで専門スタッフがお答えいたします。
http://www.fa-works.co.jp/line/
②ご自身で解体した家具パーツを引越業者さんに新居へ運んでもらう
引越業者さんも解体してあるパーツの運搬を断るということはまずありません。
逆に断る理由が無いからです。
なので解体さえできれば、運ぶのは引越業者さんにお願いすることでご自身の負担を軽くすることができます。
③解体/組立を専門業者に依頼する
自分で解体や組立をするのは不安なので、専門業者さんにお願いしたいという方、エアコンや水道、クリーニングなどであれば専門業者さんにすぐお願いすることができるのですが『IKEA家具の解体/組立』となると一気にハードルが上がってしまいます。
その理由とは
専門業者が皆無だからです。
まず『IKEA家具の解体/組立』というジャンルが狭すぎるのと、木製家具の解体/組立という作業について、家具を知っていればいるほどリスクも把握しているので参入する業者さんがほとんどいないということです。
困りました
そこでカグッコシ!の出番なのですが、カグッコシ!の細かなご紹介についてはココでは省かせていただきますのでHPをご覧ください。
ですがお気に入りのIKEA家具を新居へ持っていく方法の最後の選択肢として、専門の施工業者が存在するということだけどこかに留めておいていただければと思います。