音声配信アプリ REC.
2020年3月11日(水)
私は、この日から音声配信アプリ「REC. 」を始めました。
始めるまでの経緯を残したくなり、パソコンの前に座っています。(ちょっと長くなりますので、お時間があればお付き合いください)
学生の頃から周囲に「いい声してるね!」と言われることが多かったと記憶しています。(あくまで声だけ・・・。)
褒められると伸びるタイプなので、中学、高校と放送部でした。
自分の容姿には全く自信がないので
「声なら何かできるかも・・・」
いつかラジオで話してみたいという夢を持ち始めました。
そして、社会人になり数年後。ラジオの世界に飛び込みました。ですが、それは制作のいちスタッフ(ディレクター、AD)として。
ラジオづくりは、とても面白かったです。生放送、収録、編集、イベント。毎日が一大イベントのようで、刺激的な日々でした。
その現場から離れて数年。日に日に「しゃべりたい」と言う気持ちは膨らむばかり。でも、どうすればいいのか。
そこでYouTubeを始めてみました。
https://www.youtube.com/channel/UCd6JheJwUkdOKwsA5-9C33w
スマホだけで撮影して、編集。やってみて分かったことは、動画作りの難しさ。普段、見ている有名なYouTuberさんたちがどれだけ手を掛けて動画制作されているのか、少しですが分かりました。
技術はもちろんですが、根性というか、やろう! という情熱が大事なのかな? なんて、続かない私は思いました。だから世の中のYouTuberさんたちは本当にすごいと思いました。本当に尊敬します。
そして、なかなか動画が上げられずに時間だけが過ぎていきました。
悶々とする日々の中、私はTwitterでこちらの投稿を発見しました。
多くのYouTuberさんが所属する大手事務所UUUMの鎌田社長さんのTwitterです。
投稿から、noteに飛んでみると、UUUMの中のさまざまな部署の社員募集が書かれていました。
その中にはREC.(レック)というラジオ配信アプリの社員募集も(しかも社長直轄!!)。
初めて目にする「REC.」と言う文字。
投稿を見て、ものすごく胸が高鳴ったのを覚えています。
「あのUUUMがラジオのアプリを始めたんだ・・・すごい。これからUUUMさんが力を入れていくアプリなんだ・・・。出来ることなら私も携わりたい・・・」
私は元々、YouTube鑑賞が趣味です。
YouTubeを見始めたのは、2009年。
当時、歌手の絢香さんが大好き(今も好きですよ)で、検索して聞いていた記憶があります。
そして、低燃費少女ハイジが流行っていて、セリフを覚えてしまうぐらい何度も見ていました。
ただ、心の奥で「本当にタダなのけ?(※注1)」と疑いながら見ていました。後でどこかから請求されないかと心配していました。
そりゃ、数年前まで携帯の画面が緑の背景に黒文字表記でしたし、カメラ付きの携帯が出たときの衝撃と言ったらすごかったですよ。(YouTubeの話と携帯がリンクしているかは謎ですが、話したかったので)
ちなみに私は、学生時代は携帯を持たせてもらえない家庭でした。だから、社会人になって携帯が持てたときの喜びは大きかったですね。
お金を貯めて、パソコンを買って、数年後にインターネットの世界も知りました。
その後ヒカキンさんを見始めて、「YouTubeを見て楽しむ」ということが好きになりました。
後々、ヒカキンさんと鎌田さんがUUUMをつくったことを知りました。
お二人の本『YouTuberのつくり方』も買って読みました。どうやってこういう世界がつくられたのか、すごく興味がありました。
といった感じで、私は、YouTubeが好き、UUUMという会社が好き。だから、そのUUUMが新しくつくった、しかもラジオアプリ!
すぐにダウンロードしました!
まずREC.がどういうものか分からなかったのでREC.内にある【公式】REC.運営事務局、そして鎌田さん個人のチャンネル配信をさかのぼって聞いていました。
だんだんと投稿したい意欲が増していきました。
2020年3月11日。
東日本大震災を振り返るニュースや映像を目にしました。
いろいろなことを考える1日でした。
命の大切さ。当たり前は、当たり前じゃないこと。
私は悔いなく生きられているのだろうか?
自問自答しながら思ったこと。
「やりたいことは、やろう」
そして、その日の夜に初めてREC.で録音、配信しました。
#1 初めまして - REC
https://rec.audio/recs/bpkbmj223akg01pbav20
#RECラジオ
#片付け #YouTube #鹿児島
ドキドキ、ワクワクしながらスタートしたREC.。
自己紹介しつつ、このREC.をつくってくださったUUUMさんに感謝の気持ちを込めて話しました。
録音、配信し終わっての感想。
「とっても簡単。誰でもパーソナリティになれるアプリ。すごい!」
声の録音。効果音だけでなくBGMも付けられる。
効果音を付けながら録音すれば、例えば5分の録音、簡単なテキスト入力、項目選びをして約10分ほどで配信準備完了。あとは投稿するだけで終了です。(私は、必ず聞き直すので録音時間×2+5分ぐらいかかります)
あまりのシンプルさに
「これなら続けられるかも!」
やりたかったラジオ投稿。
声を使った配信というものに一歩踏み出せてとってもうれしかったです。
目標は、毎日投稿でしたが、なかなか続けられず、ボチボチ投稿で楽しんでいます。
日々投稿する中で、私には夢ができました。
「いつか、鎌田さんとお話ししたい・・・」
私にとって憧れの会社「UUUM」。
鎌田さんの「ラジオ」と言う斬新なアイデア。
私なんかがお話しできる立場でもないし、私が生きていることすらも伝えようがないし・・・無理なことは、分かっていました。
と言うのも、私が REC.を始めたときには、すでに相当数の方々が配信をされていました。
私は、特にしゃべりが上手いわけでもなく、飛び抜けた何かがあるわけでもない。
片付け、YouTube、ゴルフ、鹿児島弁。
今言える自分のことは、これだけです。
でも、背伸びをせずにありのままに話そう。
いつか、鎌田さんに届いて欲しい・・・
直接感謝の気持ちをお伝えしたい。
YouTubeでたくさんの人が夢を叶えられているようにきっとREC.でも叶えられるはず!
そう思いながら続けていたところ、1回目のサプライズがやってきます。
5月14日。
普段、通知なんてほとんど来ない私のTwitterに数件のお知らせが。
開くと、REC.公式Twitterでその日から始まった【Today's Pick Up📻】というもので、私が選ばれたようでした。
Twitterの通知をオフにしているので気付いたのが寝る前。
「えーーーーーーーーーーー!?」
驚きだけで、頭がついていかなかったですね。
そのまま2つ目のサプライズ。
「嘘でしょー!? えーーーーーー!? 届いてしまっていますよ!」
その日、いろいろあってとてつもなく落ち込んでいたんです。ちょっとケガしたりもして。(大人になってのケガは、思った以上に凹みました)
悲しい気持ちでいましたが、明日も頑張ろう! って思っていたところで2つの投稿に気付いたんです。猛烈にうれしかったです。
配信を始めて約2カ月後の出来事です。リスナーさんに聞いてもらっている回数(聞いてもらえるとカウントされる仕組みになっています)は少ないですし、見つけてもらうことすら困難だったと思います。でも運営の方、鎌田さんがあらゆる角度でたくさんの配信を聞いてくださっているんだと実感しました。
この2つのサプライズにめちゃくちゃ元気が出ましたし「もしかしたら、夢が叶うかもしれない」。そう思い始めました。
そして、2週間後。
夢が叶っちゃったんです!
先日、【公式】REC.運営事務局のみなさん主催の第一回オンラインお茶会に参加させていただきました。実際に配信されているユーザーさん数名と事務局の方と一緒にざっくばらんに懇談しました。
私の感想はこちら
#31 REC.運営&ユーザーお茶会に参加させていただきました - REC
https://rec.audio/recs/br7800i23akg02s6j4gg
#RECラジオ
#かごんまちゅん #鹿児島 #鹿児島弁 #uuum # REC. #オンラインお茶会
お茶会の途中、なんと! なんと! 鎌田さんも入ってきてくださいました(涙←本当に涙目)。お忙しい中で、10分ぐらいだったと思いますが参加してくださいました。
2人だけ代表でお話しができまして、一番に手を挙げさせていただきました。
ラジオアプリREC.を作ってくださったこと。自分がやりたかったことに挑戦できたこと。感謝をお伝えしました。
鎌田さんは、優しく声を掛けてくださいました。そして、REC.に対する情熱を直接私たちユーザーに話してくださり、これからどんな風にREC.が広がり、大きくなっていくのか今以上にワクワクが止まらなくなりました!!
緊張と驚きと半泣きで、今も本当だったのか? と思ってしまうほどですが2020年3月11日(水)にREC.というアプリを通して一歩踏み出せて夢も叶えられたことは、紛れもない事実。
辛いこと、苦しいこと、大変なことは日々あるけれど前を向いて、自分らしく進んでいく。これからも、REC.で私なりの発信を続けていきたいと思います。
長くなりました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
※注1 :「タダなのけ?」の「け」は、鹿児島弁で疑問文の最後につける日常的な言葉です。標準語だと「タダなのかな?」ですかね。
※公開後に一部修正しました。記憶違いなところがあったので、修正しています。
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