まじ☆すと反省会~努力はしないけど負けるのは悔しい怠惰な私
はじめに
お疲れ様です。藤月かごめこと【色狂いゆかり】です。
まじ☆すと~じゅうごかいめ~に参加してきました。
その時使用したデッキの説明という形で、一人反省会を書こうというのが、今日の記事です。
予選突破もできなかった私の記事ですが、しばしお付き合いいただけると幸いです。
まじ☆すとってなぁに?
『まじ☆すと』ってなにかって? MTGAの大会です。詳しく知りたい人は参加してください。説明は割愛させていただきます。
「雑だな」って?
百聞は一見に如かずっていうじゃないですか。
「うるせぇ!参加しよう!」
以上です。
あ、一応MTG関係のストリーマー(MTGに関する動画を作ったり、配信をしたり、note記事書いたり、情報を発信している人)向けのイベントなので、なんかしらのMTGの情報を発信しようね。
X(元Twitter)で「まじ☆すと」とか検索すると、公式のアカウント見つかると思うからよろしくお願いいたします。
(ひっそりと↑にリンク張ったので、うまくできていれば公式アカウントに飛びます)
予選Day2参加時デッキ
まじ☆すとは予選が3日間あり、各日のTOP4が本戦に出場できます。
参加者は2日分まで自由に参加でき、私はDay2(土曜日)とDay3(日曜日)に参加してきました。デッキはそれぞれの参加時に変えられるので、私はデッキを変えました。
まずはDay2参加時のデッキ紹介から。
見ての通り白黒のミッドレンジデッキです。
採用カードはなんか、いま自分で見ても、「なんでこれ採用しているん?」って感じで変に枚数散っていますね。
デッキのコンセプトとしては「がぶりんご飴使いたい」ってところから始まりました。
友人たちとデッキや、現在のスタンダード環境での『環境除去』の話になりまして、低マナ帯で使える黒の2大巨頭としては《喉首狙い》と黒徳目の出来事面《ロークスワインの嘲笑》、そして《シェオルドレッドの勅令》かなって感じなのですが。
私としては「がぶりんご飴、いけるんじゃないか?」と常々言っているわけです。
他にも切り崩しや、フェアリーの剣技なんてカードもあるわけですが、私はその中でも《がぶりんご飴》がやはりお気に入りの一枚になります。
友人からは《ロークスワインの嘲笑》の方が大体いいという風にはいわれましたが、(2点ライフゲインと、長期戦になったときの徳目として唱えるのが強い)、私は黒の三大2マナ除去全部に不信感とかすかに抱いているというのが正直なところです。
不信感を抱いたのは【まじ☆すと~じゅうごかいめ~】の前に開かれた、【まじ☆すと】のキング決定戦でのこと。TKYさんが使用したデッキがアーティファクトクリーチャー主体のデッキで優勝したのと、けみこさんのデッキで【機体】が強く使われたこと。
TKYさんのアーティファクトクリーチャー軸は喉首狙いに当たらないし、自立型組立工は自身の能力で大きくなるし、《ゴガバーンへの侵攻》や、白徳目で大きくなり、《ロークスワインの嘲笑》圏外になりやすい。
機体の方も喉首狙いには当たらないし、ソーサリーの《ロークスワインの嘲笑》では当てられるタイミングが限られる。
環境除去は強いからしっかり回避することを考えられてるなって思いました。勅令の方もトークン横並びが最近多いので、ぶっ刺さる運用が難しいなって考えています。
で、《がぶりんご飴》ですよ。
アーティファクトクリーチャーにも当てられるし、インスタントだし、協約まで込みなら《嘲笑》1枚では落とせない《シェオルドレッド》までは範囲です。そして、インスタントなので『コンバットトリック』としても運用ができるわけです。
最近は「放浪皇警戒」「+1/+1に先制攻撃がインスタントタイミングで飛んでくる」「赤の熊(インスタントカードの方)に注意も必要」ってことが多いんですが、相手のインスタントタイミングで強化を無効化や、弱体化させてのジャイアントキリングがこいつには可能なわけです。
フェアリーの剣技でもそういう意味ではいいのですが、何気に『協約』って部分も有用に運用できる場面もありまして、『絆魂生物』に対して、トークンでチャンプブロックして、協約することで、相手に回復させずに別のクリーチャーを破壊することもできるわけです。
(チャンプブロック運用考えてるんならブロックできないネズミはおかしくない? 気が付いたのはデッキサブミット後です。Day3には改善してます)
ということで、【がぶりんご飴運用】からデッキ構築が始まりまして、それでもアトラクサとか、圏外も狙える喉首狙いは外せないし、PWを除去できる勅令も欲しい。そしてソーサリーでもいいなら嘲笑でもいいわけなので、枚数ばらけさせて、サイドボード後にあまり効かない除去と《窃取》を入れ替えることで、疑似的な除去の当たる可能性を高める運用です。
《ガムドロップの毒殺者》は協約のタネと、絆魂でのライフレース、限定除去としての採用ですが、予選で使ってみて、テンポ損を感じたので、ちょっと失敗だったかなと感じでいます。食物食べて、当事者出してで5マナ必要ですからね。なかなか難しかったです。
予選Day2戦績
戦績としては以下の通り。
1回戦:ジャンドミッドレンジ 2-0 勝ち
2回戦:アゾリウステンポ 2-0 勝ち
3回戦:オルゾフミッドレンジ 1-2 負け
4回戦:赤単アグロ 2-1 勝ち
総合:3勝1敗(7ゲーム勝-3ゲーム負け)
順位:6位/30人
丁寧に相手の生物を除去していって、生物で殴れば勝てるよねっていうのと、相手の事故に助けられた部分もあり、好成績でしたが、予選通過まであと少しというところで足りませんでした。(上位に決勝参加できない人が1人いたので、5位まで通過だったので、ほんとあと少し。オポーネント%差は2.1%でした)
順位としては上位に入りましたが、先ほども言ったように『テンポ損』を感じたのと、協約のチャンプブロック運用などを強化しようとデッキ改善してDay3に挑むことにしました。
予選Day3参加時デッキ
ということで次の日、予選Day3直前に調整したデッキがこんな感じです。
ガムドロップの毒殺者を婚礼の発表に入れ替え。精霊界との接触は狙いすぎだったので、ゴガバーンへの侵攻に入れ替え(セラの模範とも相性がいいし)、そして5マナの華やいだエルズペスを告別に入れ替え。あとは諸々枚数調整して白徳目も追加してって感じです。
告別を追加したのはフルアーティファクトのコンボとか、エンチャントだらけのデッキあたりと、墓地利用対策に一掃できるカードとしてですね。何枚もあると重くていらないけど、1枚あるといざというときに可能性が開けるお守りです。
いま失敗したな。と思っているのはサイドボードの試作生物3枚。
相手が除去コンで黒主体なら喉首狙いを躱せるので入れようと思っていましたが、結局はシェオルを抜かないので、余った喉首狙いがこのあたりに当たるという。これならもっとピーピングハンデスを入れた方が、『生物除去に当たらない』というデッキ対策によかったです。
自分の体感としては、赤単や兵士みたいなデッキにも丁寧に除去とライフゲインで有利。ミッドレンジもクリーチャー主体ならかなり有利。エスパーあたりにもトントンくらいじゃないかなという。逆に不利なのは版図ランプ刑が明確に弱点。単体除去じゃ間に合わないし、全体除去が3枚なのに、相手は群れの渡りが4枚あるので、絶対的に足りないんだよね。一時的な封鎖も1マナ(6マナ)エンチャントでインスタントタイミングで返されたら効かないというね。
予選Day3戦績
戦績としては以下の通り。
1回戦:ディミーアコントロール 2-0 勝ち
2回戦:ゴルガリミッドレンジ 2-1 勝ち
3回戦:4Cコントロール(版図) 0-2 負け
4回戦:グリクシス切削 2-0 勝ち
総合:3勝1敗(6ゲーム勝-3ゲーム負け)
順位:7位/27人
このデッキで睨めていなかった版図系に負けてしまって1敗。
他の勝負もかなり運に恵まれての上位成績でしたが、やはり予選通過には届かなかったです。
版図と試合してて、「これどうやって勝つんだ?」って勝利の方向性が見えなかったですね。
おわりに
残念ながら今回は予選敗退となりました。
惜しかったので「くやしいのぅ、くやしいのぅ」って思うんですが、私が悔しがるのちょっと間違ってるなぁ、って感じてたりもする。
今回持ち込むデッキを【白黒にしよう】って決めたの予選Day1終わった後で、デッキもDay2当日にギリギリまで調整してって感じだったんですよね。
何を言うかといえば「練度足りてねぇよ、馬鹿野郎!」ってことだ。
どんな方針でやりたいのか(がぶりんご飴)はかなり早い段階で決めていましたが、仕事の忙しさというのを言い訳にデッキをまとめられず、うんうん唸る日々。デッキの調整も不足したし、にらむべき環境デッキ(版図)を意識から取りこぼすという体たらく。
私は怠惰である。努力をしないで、勝利はしたい。
だが、そんなうまい話はそうそうないのである。
『デッキビルダーとしての才能はない』と自認している。サイドボーディングもうまいとは言えない。プレイングもミスをする。そんな私なんだから、もっとデッキを回して実践して、フィードバックをして。という行動が必要だ。
大会前は「ずっとMTGのことを考えていた」といえば努力したように聞こえるが、デッキを完成できずにうんうんうなっていただけだ。努力の仕方が間違ってるし、時間の使い方が下手だ。
『どれだけ時間をかけたか』ではなく『どのように時間をかけたか』。
それを意識して今後も大会は参加したいと思う。
目標は打倒、TKYさんっ!
最後に、大会主催のぞんびさん、並びに運営メンバーさん。マッチングエラー対策に奔走していただいた協力者の皆様。
お疲れ様でした。参加させていただきありがとうございました。
そして、決勝進出参加者さん。
決勝も頑張ってください。
それでは、アディオス!