【MTGA】イニストラード限定構築大会に参加しました
はじめに
おはよう。こんにちは。こんばんは。藤月かごめと申します。名前の方はカタカナでも表記ブレ許容存在です。
さて、先日M:tG Arenaのストリーマ大会(情報配信・発信者が主体の大会)に参加してきましたので、丁度いいとばかりに、前々から興味を持っていたnoteとやらに手を出しました。
つたない文章ではありますが、お付き合いをいただけると幸いです。
大会概要
今回参加しましたのはMTGAの生放送配信者・動画投稿者界隈では名の知れた、まじ☆すと(MtGAstreamer_tournament)のイベント『イニストラードチャンピオンシップ』という大会です。
2023年3月に『イニストラードを覆う影リマスター』がMTG Arenaに実装されたことを受けて、4月15日~16日に開催された限定構築大会です。
参加者総勢14名。7名ずつのチームに分かれてBO1を3名、BO3を4名で行う団体戦です。この構成見たときにテニスの王子様の団体戦を思い出しました。
構築ルール
使用していいカードはざっくりといえば『紙の方でイニストラード関連パックに収録されたことのあるカード』です。ブースターの名前で言えば、初代イニストラードブロックの「イニストラード」・「闇の隆盛」・「アヴァシンの帰還」、イニストラードを覆う影ブロックの「イニストラードを覆う影」・「異界月」、そして「真夜中の狩り」と「真紅の契り」です。
これらのパックに収録経歴があれば、アリーナで実装されているカードが使用可能です。※後述の禁止カードは除く。
アリーナの方のイニストラード関連パックでとは言わないのは、ちょこちょこ別のシリーズで実装された経歴のあるカードが数十種あるからですね。
範囲が広いし、アリーナの検索機能じゃ探すの大変だし、デッキ構築は少し大変でした。(実装済み多色土地を見逃すということが、他の方でもあったとかなかったとか)
あ、アルケミー用のカードも使えません。使えるカードがあるのかもよくわかってないですけどね、私。
禁止カード
今回の構築で禁止カードとして主催から提示されたのは下記の4種類。
「過去に禁止された」のと、1種類だけ「許されざる」判定されたのが。
いずれも強いカードですね。私的には「《未練ある魂》って禁止されてたんだ!?」ってびっくりしました。スタン当時で友人がぶんぶんスピリット投げまくっていたイメージが強かったですね。
皆様はどれが「許されざる」判定されたかわかりますか?
私はわからなかったです。「お前、獄庫入りしてなかったんか」とか思ってました。
チーム分け
チーム分けは主催側が用意したお題に対するアンケート結果で決まりました。そのお題は「【ジャパニーズホラー】と【コズミックホラー】のどっちが好きか」というもの。私は見た瞬間に【コズミックホラー】を選びましたよ。や、和風ホラー苦手なんやって。きっと原因は幼いころに見た地獄先生ぬ~べ~とかね。貞子的存在がめっちゃ苦手です。(ぬ~べ~に貞子的なのいたっけ?とはいま思ってるけど)
ということで、私は【コズミックホラー】チームになりました。コズミックホラーの方が大丈夫なのはニコニコ動画のCoC動画に毒されている感がありますがね。宇宙的恐怖は本来蹴ったり殴ったりで倒せるものちゃうねんぞ? 参戦した対戦形式はBO1。サイドボードむっちゃ苦手やねん。
ちなみに対戦中に、チーム戦とのことで手隙のチームメイトから助言をいただける【結魂システム】というのが導入されました。BO1の間、BO3の人たちが暇になってしまうのを防止するためですかね。私の相方はMTGチーム『upotu』の仲間でもあるTKYさんでした。気心知れているというか、私がどんなキャラかわかっている人と一緒の方が楽だというね。同じコズミックホラーチームにupotuのリーダーもいましたが、秒でTKYさんを選択したという事実はないです。TKYさんの強さは一緒に戦った電脳灯争戦や、まじ☆すとの本戦でも何度も目にしてましたからね。安心して背中を任せられました。upotuのチームサーバーでもこの大会のデッキ回しのお相手もしていただきましたしね。※TKYさんまじ強い(後述の大会結果参照のこと)
わいわい騒ぎながら対戦出来たので楽しかったです。助言によってリーサル見逃しがなかったからとかそういうのじゃないんだよ。
得点方法
得点は各試合で勝った方のチームに『勝ち点』が入る方式でした。
BO1で勝利:1点
BO3で勝利:2点
試合数は各日とも、BO1で3ラウンド、BO3を2ラウンド行いました。
BO1は3名なので3人×3試合×2日(計18試合)。
BO3は4名なので、4人×2試合×2日(計16試合)。
得点はBO1で計18点、BO3で計32点。
合計で50点分の奪い合いを行いDAY2終了時点のチーム得点で勝敗が決定します。
デッキ紹介
イニストラード関係のデッキといえば、ゾンビ、吸血鬼、狼男、人間。これらの部族デッキが強い印象がありますね。それぞれロード(全体強化修整クリーチャー)も複数いるみたいですし。デッキとしてまとめやすい、強くしやすい、わかりやすい。といいことずくめですよね。私も大会のレギュレーションが出た後は吸血鬼を中心にデッキで遊んでいました。そう、最初の間は。
チーム分けが決まって【コズミックホラー】となり、これまでの調整とか全部放り投げました。
「宇宙的脅威(コズミックホラー)ならエルドラージだろ!」
チームカラーみたいなものあるじゃないですか。せっかくコズミックホラーでくくられたのなら、できる限りチームカラーを拾っていきたいなと。後々話を聞いたら、相方のTKYさんもDAY1で使ったデッキはコズミックホラーを少し意識して《氷の中の存在》デッキにしたようで。このあたりはニコニコ動画投稿者というか、ネタ芸人的な生き方に近いものを感じてはいます。
同じコズミックホラーチームの人に「エルドラージ使いたいんだけど、いいデッキ知ってますか?」って聞いたところ、「青赤現出があるよ」との話が出てきましたので、ネットでどんなデッキかを調べて、そのデッキに決めました。デッキレシピの参考は【晴れる屋の青赤現出デッキの記事】でした。いくつかパーツが実装されていなかったので、ちょいちょい調整は入れました。重要パーツが実装されていないとか。
DAY1:青赤現出
とりあえず調整したデッキが下の画像の通りになります。
何のパーツが足りないかわかりますかね?《コジレックの帰還》と《ウギンの聖域》です。いや、イニストラードのカードじゃないけどさ。
現出持ちの《老いたる深海鬼》と唱えたときに誘発する、この2種のカードがないと結構きついんですね。全体除去は代わりに《家の焼き払い》を入れてみましたが、5マナで打つのがしんどすぎるので、結局一枚しか入れられず、全体除去枚数不足に陥りました。
現出持ちから次の現出持ちにつながる《ウギンの聖域》がないのも致命的でしたね。ロックが継続できないです。一応勝った試合もありますが、その時はゾンビート(ゾンビアグロ)で勝ってしまったので、エルドラージノルマは達成できませんでした。
宇宙的恐怖は本来蹴ったり殴ったりで倒せるものちゃうねんぞ?
DAY2:黒t赤白リアニメイト
DAY1の現出は正直不完全燃焼で、同じエルドラージシリーズとして《悪夢の声、ブリセラ》デッキも検討しましたが、《異界の進化》では《消えゆく光、ブルーナ》と効果がコンボしなくて、心が折れましたので、腹案で温めていたリアニメイト軸で参戦しました。
言わずと知れた自分でファッティを墓地に置いてから、《掘葬の儀式》で釣り上げるデッキですね。はじめは《蝕むもの、トクスリル》を4枚積んでいましたが、試しに回したときに、複数枚墓地から釣り上げられるチャンスがあるのに《蝕むもの、トクスリル》しかいない、ということで、《希望の天使アヴァシン》と《グリセルブランド》と各2枚ずつに分けました。
ライフが欲しいとき、相手を全体的に弱めたいとき、破壊不能が欲しいとき。使い分けがある程度できるようになったので、戦略の幅が広まりました。
赤を足したのは結果的に《税血の収穫者》のためだけになりましたが、やはりこのカード強いですね。ルーティングと除去、相手がもじもじしたらクロックにもなる優秀な子です。《鏡割りの寓話》があったらもっと強かったとかは思ったけど、あれが強すぎるんよな。強カードに毒されている。 他のカードは手札を能動的に捨てられるカードを中心に、相手と1対2交換がなるべくできるのを中心に。
《セレスタス》は持久戦になったときにルーティングもできるし、ライフも回復できるしで優秀なカードですね。本大会の最終戦(他の方の試合)でも熱い戦いを演出してくれました。
大会結果
チーム成績としては、コズミックホラーチーム26点。ジャパニーズホラーチーム24点となり、勝利しました。
個人成績としては両日合わせて3勝3敗です。(DAY1で1勝、DAY2で2勝)
負け越していたらチーム成績も同点になっていたので危なかったです。BO1で勝ち越し成績を取った黒音紅ケイさんにと、個人成績全勝のTKYさんに感謝しています。
いや、まじか。BO3で全勝(4勝0敗)とか。結魂の相手をTKYさんにした私の目に狂いはなかったんや。本当にありがとうございました。
チーム勝利で終わりましたが、個人としては負け越さなかっただけ良しとしようという気持ちと、勝ち越せなかったという悔しさが同居しています。次の機会に勝ち越し狙いに行きます。
終わりに
大会を主催をしていただきましたぞんびさん、眞白井エイドさん、ありがとうございました。個人戦ではなくチーム戦でわちゃわちゃ話しながら騒げたのが楽しかったです。
私のデッキの完成度は他の人から見たら、まだまだ詰めが甘いと思います。今回のような限定構築戦は今後も開催する方向で考えているそうなので、その時にいいデッキに仕上げたいと思います。その時思いついたクソデッキにしてしまうかは未来の私次第だと思っています。 それでは、また次の機会(記事)がありましたら、よろしくお願いいたします。あでゅー。