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藤原不比等 8 一生に一度は浄見原神社で腰を下ろして手を合わせていただきたいと思います

藤原不比等 8 一生に一度は浄見原神社で腰を下ろして手を合わせていただきたいと思います

2019年6月14日(金) 吉野宮へ その4
岩神神社から次に行った所は、浄見原神社でした。行って綺麗な川がある情景を見ながらほとりを歩いていても私はまだ気づきませんでした。石の階段を歩いて、建物の中を潜り抜けて、携帯で情景を写している武部さんが立っている情景を下から見てはじめて気づきました。「吉野の浄見原(きよみはら)神社は知って居られますか」と、突然事務所に電話をしてきた長谷川さんという女性の方に言われてネットで調べて見た情景がそこにありました。「アッ、長谷川さんという方が言ってた浄見原神社がここなのだ」と。私の頭の中には、目指す衣笠山に登った後に、立ち寄ると決めこんでいましたから、全くそれまで気づきませんでした。そして改めて、「浄見原神社は知って居られますか」と言われた言葉の意味がそこでハッキリと解りました。そこから腰を降ろし、時の天皇たちも村人たちと多くの人達も時間の許す限り、綺麗な衣笠山を心ゆくまで眺めていたことでしょう。
なぜか・・・!?。それは・・、秦河勝の墓と藤原不比等の墓と、目の前にそびえる衣笠山こそがケプラー三角形を描く山であり、第四十代天武天皇の亡骸を葬った山であるお墓だからです。それはもう見事な情景です!「今からそちらへ向かいます」と私は山に向かって手を合わせました。

日本書記編纂4人衆の墓

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ワンダーランドの住人たち

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