干支暦をみてみよう!その日の干支暦はどうやってみる?
こんばんは!カゴです。
前回は「干支と書いてかんしと読む」
ということをお話いたしました。
太陽の数を数えた「干」と、時の流れを表した「支」。
この2つをガッチャンコと
一緒にしたものを「干支(かんし)」と呼ぶというお話でしたね。
干は甲、乙、丙・・・・というもので、
支は子、丑、寅・・・・というものですが、
この2つをガッチャンコすると、
甲子、乙丑、丙寅・・・・となるわけです。
単純に一緒になっているのがわかるでしょうか。
これが干支というもので、
この組み合わせが全部で60個あるため、
【六十干支】(ろくじっかんし、ろくじゅっかんし)と呼ばれます。
そして、この干支を使って作る暦(こよみ)を
【干支暦(かんしれき)】といいます。
今回は少し、干支暦というものを見てみましょう。
干支暦を見る前に・・・・
干支暦を見せる前に基本的なことを書いておきます。
年には年の干支があり、
月にも月の干支があり、
そして日にも日の干支がある、ということです。
年の干支は、1年経てば移ります。
月の干支は、1ヶ月経てば移ります。
日の干支は、1日経てば移ります。つまり、毎日干支は移り動いているんです。
それを分かった上で、実際に干支暦を見てみましょう。
干支暦はこんな感じ
実際の干支暦というものはこうなっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1668336403781-kS8ct8dmLw.jpg?width=1200)
今回は見本として、太玄社出版
『カラー版 風水・擇日・奇門 万年暦【増補改訂版】 山道帰一著』
から引用という形で掲載させていただきます。
こういうものが100年分とか載っている本を万年暦と言います。
万年暦といっても、実際には100~140年程度です。
こちらは140年分ですね。
いちおう、本を買わずとも、
ネットで探すことはできます。
2023年2月5日の干支暦をみてみよう
ここからは、例として
2023年2月5日の干支暦をみてみましょう。
2023年の欄をみてみると、
癸卯と書かれてあります。
これは年の干支は【癸卯】(みずのとう)ということです。
![](https://assets.st-note.com/img/1668337030964-0JBAG2mI0q.jpg?width=1200)
これを癸卯年といいます。
2月の欄をみてみると、
甲寅と書かれてあります。
これは月の干支は【甲寅】(きのえとら)ということです。
少し下にいって新暦5の欄(農暦が1/15とある)をみてみましょう。
ここには甲午と書かれてあります。
これは日の干支は【甲午】(きのえうま)ということです。
これらを合わせてみると、
2023年2月5日は、
癸卯年、甲寅月、甲午日
となります。
これが干支でみる暦です。
干支は同じものが重なるときもある
さて、甲午から少し下にいくと、
年と同じ【癸卯】があるのがわかるでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1668336735281-MYPVu8GeBS.jpg?width=1200)
年も、月も、日も、
すべて同じ干支を使います。
ですから、同じものが並ぶこともあるんです。
中には、年、月、日、
すべて同じ干支が並ぶこともあります。
けっこうレアです。
これが干支暦です。数字ではなく、干支で作られた暦ですね。
普段の生活においては
数字の方が見やすいし分かりやすいので干支は使いません。
その辺のカレンダーには干支は全く書いてないでしょう。
しかし、四柱推命などの占いでは、この干支暦を使います。
その理由などはまたいずれお話するとして、
次回は、干支の中の【干】を、もう少しみていきたいと思います。
カゴ
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