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Ringwanderung 不定期単独大感謝祭(増田陽凪さん生誕)
増田陽凪さんの誕生日である1月14日。
その次の日である1月15日にRingwanderung不定期単独公演として、実質的な増田陽凪さんの生誕祭が開催されました。
会場は渋谷duo MUSIC EXCHANGE。
会場の入り口には青色を基調とした生誕の花が飾られ、入場時には生誕委員の方々によって、生誕企画のペンライトが配られていました。
特有のフロアの柱が視界の邪魔で有名な渋谷duo。
入場後は整番も悪かったので、上手側の段差にポジショニングをして開演の時を待ちました。
いつもの高揚感を呼び起こすoverture、そしてクラップと共にメンバーが登場し繰り出された1曲目は「memories」。
1stアルバム「synchrotron」の1曲目でもあるこの曲での始まりはやはり「リンワンのライブが始まったな!」とテンションが上がります。
その後は「es」「ハロー ハロー」と、続けざまに1stアルバムの流れ通りの選曲となります。
特に「es」は1/9のCLUB CITTA'ワンマンライブでもやっていなかったので久々に聴けて良かったし、「ハロー ハロー」も割とやる率は高いとは言え、大好きな曲。こういう特別な日に聴けて良かったし、2番Aメロの増田陽凪さんの透き通った歌声がやっぱり好き。
リンワンの代表曲とも言える「燃える火曜日」でひとしきりフロアを踊らせて続いて披露された曲は「my room」。
増田陽凪さんが作詞したこの曲は、R&B調で軽快なギターとベースの音も楽しめる、ゆったりとした空気感の曲。
作詞者の増田陽凪さんの綺麗で伸びやかな歌い出しから始まる歌い出しが印象的で、ライブの中盤に組み込まれるのにぴったりな曲でもあります。
曲中には生誕企画として、青のペンライトで会場が埋め尽くされる演出などもあり、心がほっこりする空間となっていました。
新曲のinto you(dunk in(仮)から変更となったらしい)を経て前半は終了。
MCではチッタワンマンで自己紹介がなかったこと、増田陽凪さんの自己紹介が短縮版だったこと、増田陽凪さんの誕生日の瞬間に愛犬に粗相をされたこと、今日の物販の特典券は当たり券が増増(増田だけに)なこと、購入制限があること、などを話していました。
後半戦は増田陽凪さんが作詞した「undead」「カケラ」が立て続けに披露されました。
前者はタイトル通りおどろおどろしい死者達の踊りと言った曲で、後者は壮大で光が刺すような曲となっており世界観は両極端。
そんな多様な世界観を描ける増田陽凪さんが改めて凄いと思ったし、特に「カケラ」は陽凪さんが振り付けもしているということでサビの振りなんて詞とリンクしていてリンワンの曲の中でも好きな振りなのです。
作曲者が個人的にも好きなキタニタツヤ氏ということもあり、本当にお気に入りの1曲。
超個人的なことなのですが、この曲では陽凪ちゃんがソロパートを歌う時は下手側に寄るので、上手側に陣取った私からはduo特有の柱が邪魔をし、全く見えず。
柱に向かって全力ケチャをしていましたw
ラストスパートは「ササル」「Last Summer Daydream」の鉄板のセトリで沸きに沸き汗だく。
「ササル」は技巧派ボーカル集団であるリンワンの歌唱個性が存分に光る楽曲となっており、特に
「でも君のことが好きだって それすらも消えていく そんな世界もうたくさんなんだ」
という陽凪さんのパートはライブで毎回聴くたびに震えるし、本当に歌詞の感情がダイレクトに伝わってくるのです。
ラスサマでエモく終わるかと思えば間髪入れずに「パルス」が送り込まれる。
既にフリコピで汗だくになっていたのですが、完全にとどめを刺されましたね。
リンワンのライブのラストの曲ではいつものことなのですが、ボルテージも最高潮になってただただ飛び跳ねていましたw
ライブ本編が終了し、MCでは増田陽凪さんの生誕スピーチ。
いつも笑顔でポジティブで元気な陽凪さんが、時折言葉を詰まらせながら話していたのが印象的でした。
「リンワンのメンバーはみんな歌が上手いんです。だから頑張ってついていきたい」
こう言っていたと記憶しています。
それに対してみょんさん(だったかな?)が
「私たちがライブ最高だったー!ってやってても、あきなちゃんは一人反省しているんです」
みたいなことを言っていたと思います。
(筆者は記憶能力が乏しいのでMCの内容が正確ではありません…)
これを聞いて心の中で「そんなことないよー」と言っていた私ですが、本当にそんなことないと思います。
リンワンはパワフルな歌声の子、特徴的な歌声の子が居て確かに最初はそこに目が行きがちです。
しかし、増田陽凪さんの歌声にも他のメンバーにはない個性があります。
曲によって、パートによって、表情をコロコロ変える歌声。
時には吹きすさぶ突風のように。
時には優しいそよ風のように。
例を挙げるとするならば、「fall into sky」の落ちサビ。
各メンバーの激しい洪水のような歌声の後に優しく透き通った川のせせらぎのような歌声。※1
このパートがあるのとないのとでは「fall into sky」という曲がここまでの名曲とは成りえないと思います。
一方で前述した「ササル」Cメロの落ちサビ前のソロパートのように声を張り上げ渾身の感情を込めて歌い上げる時も。※2
まるで曲の登場人物が憑依したかのような激情的な歌唱に毎回鳥肌が立ちます。
また、彼女の歌声はソロだけではなく、ハモの綺麗さも特筆すべき点。
リンワンの個性が強いどのメンバーとのハモでも綺麗に調和しているのですよ。
個人的に好きなのが「君のいない街」のBメロでの辺見花琳さんとのハモリ。※3
陽凪さんの安定感のある上ハモで、花琳さんの高めのアニメ声を更に際立たせています。
※1「fall into sky」の陽凪さんの落ちサビは36:12~なのだが、是非35:40~の流れから見て欲しい。
※2 59:08~
※3 38:27~
このように彼女の歌唱は、Ringwanderungの楽曲に於いてなくてはならない要素であり、リンワンの曲の喜怒哀楽を形作っていると言っても過言ではないのです。
ライブレポに話を戻しますが、上記の陽凪さんのスピーチでライブは幕を閉じました。
他のライブアイドルグループと違い、大々的に生誕というものを打ち出していないのでもっとさらっと行われるのかと思いきや、構成など結構しっかりと生誕祭をやっていた印象。
個人的に、ライブアイドルの推しメンの生誕という物に行くのは初めてということもあって、特に最後の増田陽凪さんのスピーチには色々と心動かされる部分もあり、自分自身も尚一層頑張らなければと思わされた次第です。
チッタワンマンからスパンを空けずの遠征だったけど本当に北海道から行って良かった。
ちなみに同会場で午後は「iCON DOLL LOUNGE2023」が行われており、こちらも参戦したのですがまさか「カケラ」をまたやるとは思わなかった。
上手側の同じ位置にポジショニングしていたのでまた柱に向かって全力ケチャしていたのは別の話。
2023.01.14#リンワン#リンワンセトリ
— 増田陽凪🍙Ringwanderung (@RWR_akina) January 14, 2023
新曲のタイトルが変更になりました。
dunk in(仮)→into you pic.twitter.com/szLKEaSdNX