【シリーズ〜鍵の歴史③〜】エジプト錠とよく似た「パラノス錠」
#エジプト錠 と #原理 が非常に似ている #錠前 として、「#パラノス錠」というものがあります。
パラノス錠 は現在でも #フェロー諸島 (#デンマーク 領で #スコットランド と #アイスランド の間に位置する。)において使用されいて、調査によると #扉 の外側に取り付けられていたという事です。
この事から #古代エジプト にエジプト錠が存在していたとしても、扉の外側に設置されていた可能性が高いと言えます。
現在における錠前の #構造 の分類では、#エジプト 錠は多くの #住宅 の #玄関錠 として利用されている「#ディンプル錠」に相当します。
#鍵 の平らな部分に複数の凹みがあるなら、それが #ディンプル 錠の鍵です。
エジプト錠が #最古の鍵 であるか否かについては様々な議論があるのですが、これが古代エジプトで使われていたという根拠は以下の通りです。
#19世紀 に #イタリア人 の #ジョセフ・ボノミが 、#イラク の #ニネヴェ (#古代メソポタミア 北部にあった #アッシリア の #都市 )の近くにある、#コンサバット の #遺跡 において #木製 の錠前を #発見 し、それを調べる内に #ナイル河 中流にある #ルクソール (かつての #テーベ )付近の #カルナック神殿 の #フレスコ画 に、同じ錠前が描かれていたのを見付けました。
これが古代エジプトの錠前ではないとしても、フレスコ画に同様の錠前が描かれていた、4000~5000年前の古代エジプトにおいて同じ錠前があった事が推測できます。
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