マスターキーシステム〜シリーズ 鍵の用語14〜
「#マスターキーシステム」は #錠前 に各々の #ストックキー があり、同時にストックキーとは異なる #1本の鍵 で全ての #錠 を #操作 出来るようにした #キーシステム です。
マスターキーシステムにおいて、全ての錠を操作できるようにした #鍵 の事を「マスターキー(#MK:Master Key)」と呼び、例えば、#オフィスビル や #賃貸マンション や #ホテルの客室 、#病院、#工場 のように #管理 する鍵が多い #場所 で用いられます。
つまり、#居住者 や #宿泊者 がそれぞれの #自室 を #開け閉め する場合や、#管理者 や #支配人 などが #全室 を1つの鍵で開け閉めしたい場合にマスターキーシステムを #採用 します。
特に #自衛消防 (※#消防隊 が到着するまでの間に、#従業員 が #組織的 な #火災対応 をする事)では、#マスターキー が重要となります。
これは、#火災報知設備 の #感知器 が反応して #受信機 が #発報 した時に、#防災センター要員 は #現場 に #駆け付け て、#火災 が実際に #発生 しているのかどうかを確認する必要があり、その際にマスターキーおよび、#消火器、#懐中電灯、#携帯用受話器 などを #携帯 しなければならないからです。
なお、マスターキーシステムに向いている錠前は、使用状況によって異なり、#チェンジキー の数が少なく、その #グループ が他のグループと独立しており、加えて #隣接 していない #ケース では #レバータンブラー錠 を使用します。
一方、チェンジキーの数が多くそのグループが沢山あるケースでは、#ピンタンブラー錠 や #ディスクタンブラー錠 を使用します。
あるいはこれらの中間にあたるケースでは、「#新型 レバータンブラー錠」を使用します。