本日、2月21日は何の日かをまとめてみました。

国際母語デー

言語は文化のアイデンティティを形成する重要な要素です。国際連合教育科学文化機関(UNESCO)は、この認識のもと1999年に国際母語デーを制定しました。毎年2月21日に実施されるこの記念日は、世界中の言語と文化の多様性を祝福する重要な機会となっています。

この日が選ばれた背景には、1952年のバングラデシュ(当時はパキスタンの一部)での悲劇的な出来事があります。首都ダッカでベンガル語の公用語化を求める学生たちが行ったデモに対し、警官隊が発砲。この事件は「言語運動記念日」として、バングラデシュの独立運動における重要な転換点となりました。

東京初の日刊新聞創刊日

1872年のこの日、日本の新聞史に大きな一歩が記されました。東京で初めての日刊新聞「東京日日新聞」(現在の毎日新聞)が創刊されたのです。創刊者である戯作者の条野採菊と浮世絵師の落合芳幾は、当時の政治家江藤新平らの後援を受けて、この画期的な事業に挑みました。

創刊号は片面印刷の1枚のみという質素なものでしたが、その価格は1部140文、月額では銀20匁に設定されました。実は日本初の日刊新聞は前年に創刊された「横浜毎日新聞」でしたが、これは後に廃刊となったため、現存する日刊紙としては「東京日日新聞」が最古となっています。

食糧管理法公布記念日

1942年に公布された食糧管理法は、戦時下の日本における食糧確保と経済安定を目的とした重要な法律でした。特に米の需給と価格の安定に重点が置かれ、政府による全面的な管理体制が確立されました。

この法律の特徴は、米の全量を政府が管理し、地主による小作米の販売も禁止したことにあります。約半世紀にわたって日本の食糧政策の基盤となりましたが、1995年に米の最低輸入量を定めた制度の開始に伴い廃止され、新たに「食糧法」へと引き継がれることとなりました。

漱石の日

1911年のこの日、夏目漱石は文部省からの文学博士号授与の申し出を辞退する手紙を送りました。「自分には肩書きは必要ない」という漱石の潔い態度は、その人物像を象徴する出来事として現代にも語り継がれています。

夏目漱石(本名:金之助)は1867年に江戸の牛込で生まれ、東京帝国大学英文科を卒業後、教師としてのキャリアを経て作家となりました。『吾輩は猫である』でデビューを飾った後、『坊っちゃん』『草枕』などの名作を世に送り出しました。

1910年には胃潰瘍で重篤な状態に陥りましたが、この体験は後の作品に大きな影響を与え、『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』といった後期の傑作群を生み出す契機となりました。1916年12月9日、『明暗』の執筆途中に49歳で逝去した漱石は、森鴎外と並ぶ日本文学界の巨匠として、その名を歴史に刻んでいます。1984年から2004年まで千円紙幣の肖像に採用されるなど、その影響力は現代にも及んでいます。

マリルージュの日(毎月21日 記念日)

毎月21日は、音楽とバラを通じて国際支援活動を行う記念日として「マリルージュの日」が制定されています。この記念日は、著名な女優である夏木マリさんとパーカッショニストで音楽プロデューサーの斉藤ノヴ氏が代表を務める一般社団法人「One of Loveプロジェクト」によって設立されました。
同プロジェクトの特徴は、音楽とバラという二つの要素を組み合わせた独創的な支援活動にあります。具体的には、途上国の子どもたちの教育環境を整備するとともに、その母親たちの雇用支援も行っています。活動の中心となっているのが、夏木マリさんが品種改良から携わった「マリルージュ」という名の赤いバラです。賛同する生花店でこのバラを購入することで、その収益が支援活動に活用されています。

記念日の設定には深い意味が込められています。毎年6月21日の「世界音楽の日」にGIGを開催している活動にちなみ、継続的な支援の象徴として毎月21日が選ばれました。日本記念日協会による正式な認定も受けており、支援活動の認知度向上に貢献しています。

myDIYの日(毎月21日 記念日)

賃貸住宅に新しい価値を創造する試みとして、株式会社レオパレス21が制定したのが「myDIYの日」です。この記念日は、入居者が自分らしい空間づくりを楽しめる画期的なサービス「myDIY」を広く普及させることを目的としています。

同サービスの特徴は、賃貸住宅でありながら、入居者が壁紙を無料で選べたり、ペイントや棚の取り付けなどを自由に行えたりする点です。従来の賃貸住宅では制限されていた住空間のカスタマイズを可能にすることで、より豊かな暮らしの実現を目指しています。

日付の設定には、社名にある「21」が用いられ、毎月21日と定められました。さらに、「2」と「1」という数字には、お部屋とお客様の「ふれあいの日」という意味も込められています。2016年に日本記念日協会により認定されましたが、2019年10月時点では認定が終了しています。

ゼクシオの日(XXIOの日)(毎月21日 記念日)

ゴルフ用品業界を代表するブランド「ゼクシオ」の誕生20周年を記念して制定されたのが「ゼクシオの日」です。株式会社ダンロップスポーツマーケティングが、ブランドの更なる発展を願って2020年に設立しました。

「ゼクシオ(XXIO)」は、2000年の誕生以来、常に革新的な製品開発で業界をリードしてきました。ブランド名には深い意味が込められており、「XXI」は21世紀を表すローマ数字、「O」は「先へ進む」という意味の「GO ON」や「王者」を象徴しています。つまり、「21世紀の王者たれ!」という願いが込められているのです。

この記念日は毎月21日と定められ、ブランドロゴに使用されているローマ数字「XXI(21)」にちなんでいます。記念日を通じて、20年以上の歴史と売上げナンバーワンを誇る「ゼクシオ」の最新情報を発信し、ブランドの価値をさらに高めることを目指しています。

木挽BLUEの日(毎月21日・3月21日 記念日)

本格芋焼酎の新たな魅力を伝える「木挽BLUEの日」は、雲海酒造株式会社が制定した記念日です。2017年3月21日の全国発売を記念して設立され、2018年に日本記念日協会の認定を受けました。

「木挽BLUE」は、南九州の豊かな自然と伝統的な製法が融合した本格芋焼酎です。原料には南九州産の厳選された「黄金千貫(コガネセンガン)」を使用し、宮崎県日向灘で採取した独自開発の「日向灘黒潮酵母」で醸造されています。

さらに、製造には宮崎県綾町の照葉樹林が育んだ清らかな水を使用し、「綾・手造り蔵」で熟練の蔵人たちによって丹精込めて造られています。すっきりとしたキレのある甘味と爽やかな口当たりが特徴で、従来の芋焼酎のイメージを一新する製品として注目を集めています。

記念日は毎月21日と定められていますが、特に全国発売日である3月21日は象徴的な日として位置付けられています。この記念日を通じて、本格芋焼酎の新たな魅力を広く発信し続けることを目指しています。


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