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長柄桜山古墳群

神奈川県逗子ずし市にある長柄桜山ながえさくらやま古墳群に行ってきました。

京急逗子ずし・葉山駅を降りて田越川沿いを歩き、六代御前ろくだいごぜんの墓の右手にあるコンクリート製の細い坂を登っていきます。

六代御前ろくだいごぜんは平清盛の孫の平高清。平家滅亡時に文覚上人もんがくしょうにんの助命嘆願で生き延び、文覚上人もんがくしょうにんの弟子となるも、源頼朝の死後に再び捕らえられ処刑されたそうです。
案内板がいくつもあるので道に迷いません。

息を切らして登った先に開けた場所が見えてきました。長江桜山ながえさくらやま古墳群の第2号墳は、4世紀後半の前方後円墳で墳丘の長さは約88m。古墳の表面には石を張り付けた装飾(葺石)があり、1号墳と似たような円形埴輪や壺型埴輪があったそうです。

後円部、わかりにくいですね💦

第2号墳前方部からの眺め。江の島や富士山が見える方角です🗻

この日は風が強く、海上を走る白波になぜかテンション上がります😆

再び細い山道を歩き、第1号墳を目指します。

木の根がむき出した細い山道を通りますが、案内板が充実して安心して進めます。

ようやく見えてきたのが第1号墳。第2号墳と同じく4世紀後半に造られ、墳丘の長さは約90m。円筒埴輪や壺型埴輪の破片が出土しているそうです。

この古墳は地元の考古学愛好家によって発見されたのだとか。

第1号墳後円部からの眺めです。

第2号墳と同じく、江の島や天気が良ければ富士山が見えます🗻

古墳の被葬者はわかっていませんが、相模湾と東京湾をつなぐ交通を掌握した有力者の墓であろう、と案内板に書いてありました。

名残惜しいですが、来た道を引き返し蘆花ろか記念公園を目指します。

つづら折りの険しい下り道でしたが、紅葉がきれいです。
徳富蘆花とくとみろかさんは、確か雑誌ホトトギスで有名だったのかな。逗子に自宅があったそうです。

公園を出て再び川沿いに歩くと、海岸線が見えてきました。

突堤の向こうに江の島が見えます。

逗子ずし海岸に到着です。みんなウインドサーフィンを楽しんでいます。

ぐるっと一回りで約5.5km。よい運動になりました。海岸近くのおしゃれなカフェでまったりするのもありですね。

最後までお読みいただきありがとうございました💖

長柄桜山古墳群 ながえさくらやまこふんぐん|逗子市公式サイト

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