「空気」の破り方 〜KYのすすめ〜
日本の経営現場では、「空気」にいかに対処するかが重要です。
とは言うものの、「空気」を敏感に読める人ほど、その「空気」に支配されがちです。
今回のコロナ禍における、「在宅勤務」の中で、ひょんなことから、その「空気」を破る方法を見つけました。
以前、メラビアンの法則の項で、Teams(画像をOFF時)だと、「聴覚情報」しか入らないので、「空気」を読みにくいと論じましたが、その「空気」が伝わりにくさを逆用するわけです。
ただ、その際の注意点は、
・「空気」支配のキーパーソンが参加していること
・「論理的」に正しい論であること
・「毅然とした声調」であること
・そして、その発言の「タイミング」を外さないことです。
大人数で出席している会議室の中にいると、お互いの「空気」を読み過ぎて、言いたいことが言えない「空気」が発生します。
ところが、Teams会議ですと、聞こえるのは声だけ。
タイミングを外さず、感じたことをそのまま論理的に発言すると、全体の「空気」が変化したことがありました。
目の前に対象者がいらっしゃると、どうしても、表情や態度で意向を読んでしまい、「忖度」してしまうケースが多いですが、Teams会議では、「声」だけなので、「KY」を装って、発言しやすくなります。
「Teams会議」も有用です。