「横尾山」(312m) ~六甲縦走起点の須磨アルプス~ [関西百名山]
兵庫県の六甲全山縦走の起点、須磨アルプスに行ってきました。
須磨アルプスは、六甲連山の西端にあり、全山縦走路の最初の山場になります。須磨アルプスを抱える横尾山は、標高312mながら、関西百名山に名を連ねています。
六甲全山縦走路の元々の起点は、JR塩屋駅でしたが、住宅地を通るため大人数の大会では、須磨浦公園が起点となっており、今回は、須磨浦公園駅から出発しました。
須磨浦公園には、一の谷の戦いで熊谷直実に一騎打ちの末、討たれた平敦盛の塚があります。
まずは、鉢伏山(244m)から。
鉢伏山は、ロープウエイで登れるファミリーな山で、山上遊園地が広がっており、明石大橋や淡路島が目の前に見えます。
鉢伏山から旗振茶屋を超えると、ようやく登山道らしくなってきます。
一ノ谷の戦いの義経の逆落としの山と言われている、旗振山(253m)、鉄拐山(237m)から、おらが茶屋までは、歩きやすい平坦な登山道です。
おらが茶屋からは、一旦、高倉台団地を抜けると、標高差140m(400段)の長いコンクリート階段があり、それを登り切ると栂尾山(274m)です。
栂尾山には、展望台があり、旗振山や明石大橋が綺麗に見えます。
栂尾山から横尾山(312m)までも、歩きやすい登山道で、ここから須磨アルプスと呼ばれる風化した岩稜地帯に入ります。
鞍部から登り返して、馬の背を通り、上り詰めると東山(253m)です。ここからは、須磨アルプス全貌を見渡すことができます。
東山から、板宿八幡神社を経て、山陽板宿駅へ。