「雨乞岳(1,238m)」 ~鈴鹿セブンマウンテン最高峰~
「雨乞岳(1,238m)」 ~鈴鹿セブンマウンテン最高峰~
鈴鹿セブンマウンテン・雨乞岳の登頂記です。
雨乞岳は、鈴鹿セブンマウンテンの最高峰で、鈴鹿山系でも第二の高峰(最高峰は御池岳(1,247m))です。
御在所岳や鎌ヶ岳のアルプス的な景観とは対照的に、長い尾根を四方に広げたどっしりとした山で、滋賀県側にあるため、四日市市内からは見えづらい位置にあります。
登山口のある武平峠の駐車場は、朝の7時で満車状態。皆さん、早くから登っておられます。
登山口から、クラ谷と呼ばれる沢沿いを、渡河を繰り返しながら、徐々に高度を上げていきます。
このルートは、道沿いに1から9の番号のついた看板があり、現在地を確認しながら登れるので、ありがたいです。
登りはじめて約2時間で、七人山への分岐(番号7)に到着。七人山(1,073m)をピストンした後、そこから約30分で、東雨乞岳(1,225m)に到着します。
東雨乞岳からは、東は、鎌ヶ岳、御在所岳、釈迦岳、竜が岳、藤原岳、御池岳と、鈴鹿山系を、西は、これから登る雨乞岳から、琵琶湖、比良山系まで展望できます。
東雨乞岳から、雨乞岳までは約20分。頂上は、東雨乞岳より狭いですが、360度の展望が望めます。
また、山頂横には、クマザサに囲まれた小さな池(大峠ノ沢)があり、古くから雨乞い信仰の対象とされ、この山名の由来となっているそうです。
同じルートを戻り、湯ノ山温泉に寄って、汗を流しました。鈴鹿山系の山登りは、帰りに日帰り温泉があるのもありがたいです。