「甲斐駒ヶ岳神社」 ~霊山の神社~
「甲斐駒ヶ岳神社」 ~霊山の神社~
日向山登山口に、甲斐駒ヶ岳神社があります。
甲斐駒ケ岳は富士山とともに、古代より人々が畏敬の念を抱き信仰の対象としてきた霊山です。
聖徳太子に献上された天津速駒(あまつはやこま)という白馬がこの山で生まれたのに因んで「駒ケ岳」と称されるようになったと伝えられています。
海抜2,966m この嶮岨な霊峰は、江戸時代の文化年間に信州の人、今右エ門の次男、権三郎〔後の弘幡行者(こうばんぎょうじゃ)・開山威力不動明王〕によって開かれました。
その甲斐駒の登山口にあたるこの地に里宮として建立されたのが「駒ケ岳神社」です。
大己貴神(おおなむちのかみ・大国主神)を主祭神とし、少彦名神、天手力男神等、七柱の神々が祀られています。