見出し画像

「金剛山(葛城岳)」(1,125m) ~大阪府最高峰~ [日本二百名山]

 千早城から、千早道にて金剛山に登ってきました。

 金剛山は、大阪府最高峰でありますが、実は金剛山という名の山は無く、大日岳、葛木岳、湧出岳の三峰の総称となっています。

 毎日登山のメッカとなっており、「金剛錬成会」で回数スタンプを押してもらいます。最高は、1万5千回以上となっており、気が遠くなります。

 そのなかの最高峰、葛木神社のある葛木岳(1,125m)は、古くは高天山と呼ばれていました。

 山上に金剛山寺が建立されてから、金剛山という名が使われるようになったようです。

 葛木神社の主祭神は、「一言主神」で、記紀にも登場します。
 
 「古事記」雄略天皇の条で、天皇と一言主が大和葛城の山で出会いました。

 そのとき、天皇の問いかけに対して、「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神、葛城の一言主の大神なり」と大神が名乗ると、天皇は畏敬して、帰途には見送ったと書かれています。

 この一言主は、葛城氏の先祖神と思われますが、この時点での天皇と葛城氏の力関係を示しているものとも読み取れます。

 葛木神社には、一言主神の他、後醍醐天皇、楠木正成も祀られています。

「葛城神社」
「葛城神社」
「国見城跡」
「湧出岳山頂」
「金剛山から富田林方面」


いいなと思ったら応援しよう!