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「朝熊ヶ岳(555m)」 ~志摩半島の最高峰~
「朝熊ヶ岳(555m)」 ~志摩半島の最高峰~
年度初めを迎え、「朝熊ケ岳」を登り、お伊勢さんにもお参りしてきました。
朝熊ヶ岳は、伊勢神宮の鬼門の方角にあたる志摩半島の最高峰です。
◆「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」
伊勢音頭で唄われているように、昔は、参宮を終えた人々は、朝熊ケ岳の金剛證寺に参詣するのが一般的だったようです。
金剛證寺は、空海ゆかりの古刹で、伊勢神宮の鬼門を守る寺としても有名です。
近鉄の朝熊駅から、朝熊岳道を登り始めます。途中、ケーブルカーの跡地がありました。
朝熊山ケーブルカーは、1925年に開通し、全長1078mで高低差415mを登り、東洋一の急勾配と言われていました。
第二次世界大戦中の1944年、線路を軍需物資として徴収され、その後復活することなく廃線となったようです。
朝熊岳道には、二十二の町石(1町=約109m)があり、道しるべになって助かります。
朝熊岳道終点の朝熊峠から、金剛證寺八大龍王社がある朝熊ケ岳山頂までは、舗装路となっており、約15分で着きます。
山頂からは、伊勢湾がきれいに臨めます。
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◆伊勢志摩スカイライン
山頂からは、金剛證寺境内を通り、足湯や、天空のポストのある朝熊山頂展望台まで歩きました。
ここは、伊勢志摩スカイラインの最高点でもあり、多くの観光客で賑わっています。
志摩半島の絶景を眺めながら入ることができる足湯(100円)は、疲れた足を癒してくれます。
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ここから、伊勢志摩スカイラインと並行する宇治岳道を、五十五の町石を辿って、内宮前のおはらい通りまで、ゆっくりと下山しました。
おはらい通りは、桜の季節でもあり、海外の方含め、多くの観光客でごった返していました。
赤福本店で、おぜんざいを食した後、内宮、猿田彦神社を参拝して、近鉄五十鈴川駅から帰路に着きました。
約20km 8時間の長丁場で、くたくたになりましたが、いい旅でした。
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