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「高取山」(329m) ~六甲の「孤高の人」冒頭の山~

 兵庫県の六甲山系にある、高取山を訪れました。

 新田次郎著の、不死身の山男:加藤文太郎を題材にした「孤高の人」は、この高取山頂上から始まります。

「雪がちらついているのに意外なほど遠くがよく見えた。厚い雪雲の下面と神戸市との間の空気層の間隙の先に淡路島が見えた。雪雲の底の平面は、鉛色をした海と平行したまま遠のいて行って、水平線との間に、くっきりと一条、青空を残して終わっていた。」

「孤高の人」(新田次郎)

 高取山は、「毎日登山」で知られる神戸市長田区の最高峰で、登山道には、茶屋も多くあります。

 神戸地下鉄の妙法寺駅から、登山口までは、町中歩きです。登山口から山頂までは、約45分で登れる手軽な山です。

 山頂には、神社の社殿があり、淡路島から大阪湾まで広い展望が望め、須磨アルプスからの六甲縦走路が一望できます。

 帰りは、神戸電鉄の鵯越駅へ。

◆行程
 ・11:40 神戸地下鉄妙法寺駅
 ・12:15 高取山登山口
 ・13:00 高取山(昼食)
 ・13:20 出発
 ・13:40 高取橋
 ・14:10 神戸電鉄鵯越駅

「妙法寺」
「町中の六甲縦走路」
「高取山頂上」
「高取山頂上から須磨アルプス淡路島方面」
「大阪湾から神戸市街方面」
「神戸電鉄:鵯越駅」


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