「増上寺」 ~徳川家の菩提寺~
東京タワーから、隣にある、増上寺を訪れました。
増上寺は、室町時代の開山から戦国時代にかけて、浄土宗の東国の要として発展していきました。
1590年、徳川家康が関東の地を治めるようになってまもなく、徳川家の菩提寺として増上寺が選ばれ、1598年に、現在の芝の地に移転しました。
家康は1616年、増上寺にて葬儀を行うようにとの遺言を残し、75歳で歿しました。
増上寺には、二代秀忠、六代家宣、七代家継、九代家重、十二代家慶、十四代家茂の、六人の将軍の墓所が設けられています。
墓所には各公の正室と側室の墓も設けられていますが、その中には家茂正室で悲劇の皇女として知られる和宮様も含まれています。