「伊勢神宮:内宮」
「伊勢神宮:内宮」
年度初めに、伊勢神宮の内宮にお参りしてきました。
伊勢神宮は、内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)の総称で、単に神宮とよぶのが正式のようです。
内宮は垂仁天皇の御代に皇女倭姫命により大和の国から現在の地にまつられました。今から約2000年前のことで、ご祭神は天照大御神です。
内宮、外宮とも、社殿は「唯一神明造」という日本最古の様式を伝える切妻平入り、高床、萱ぶきで、外宮と内宮の違いは千木の形態、鰹木の数に特色があります。
内宮:鰹木は6本で偶数、千木の切り口は水平。
外宮:鰹木は5本で奇数、千木の切り口は垂直。
また、参道の通行ルールも、内宮、外宮で異なり、内宮は右側通行、外宮は左側通行となっています。
江戸時代、「おかげまいり」が流行した年には、50日間で362万人が「お伊勢さん」を訪れられたとか。
今と違って、徒歩中心の移動ですから、凄いことですね。神話の時代から、歴史がつながっている国に住む幸せです。
新年度のこの時期に、厳粛で、かつ、爽やかな風にあたり、今年度も、頑張ろうというエネルギーを頂きました。ありがとうございました。