EVO JAPAN 2024 スタッフ参加備忘録
スタッフとして参加した経緯
前回のEVOJAPAN2023は、転職期間中の開催ということもありボランティアで前日準備から2日目までフル参加していました。
その時知り合いがギルティブースにいたので聞いてみたら、スタッフで手伝ってるよ~!と。
ならば来年はスタッフとして参加できないか…?と思い、今年知り合いに連絡をとり、スタッフとして参加しました。
スタッフとして
日数
昨年と違いバイトをしていたので休みがゴールデンウィークということもあり3日しかとれず、前日準備をのぞきDAY1,2の2日間、対戦のジャッジをしました。
ジャッジとは
各ゲームタイトルの各プールに数人ずつ配置され、対戦の案内・呼び出し、勝敗管理・進行などを行います。
自分は前回ボランティアで同じ経験がありましたので、流れはある程度分かっていましたし、自宅で復習していました。
今年はギルティを担当
前回は鉄拳7を担当し、今年はギルティに割り振られました。本音を言うと有名ストリーマーがたくさん参加するストリートファイター6がいいなと思っていました(笑)
DAY1当日の朝8時に集合し、Tシャツをもらうのですが、ここでなんと青Tが足らないということで急遽ランク的に上の黒Tシャツを着ることに…個人的には嬉しい誤算ですが、責任感がすごいなぁとも思いました。
休憩室の案内をしてもらい、ギルティ担当のメンバーが集合し流れを説明されます。
今回注意点として、
①DQ(不戦敗)処理はジャッジが判断するものではなく、いったんディレクターに確認・相談をしてからということ。
②ギルティは3先(BO5)
③トナメ進行で空いた台のPS5の電源をいったん切る(最低でも5分以上)
④各台にあるPS5のコントローラーの貸し出しは無し、ときどき無くなってないか見ててほしい
など?ということがみんなで共有されました。
DAY1ラウンド1開始
ギルティは1島8台設置され、スタッフ+ボランティア4人+ディレクター1名ケイ名を配置し、4台ずつを各プールに割り振られてトーナメントを回しました。
DAY1のラウンド1はA~Hの1時間半ごとに区切られており、開始時間の10分前から点呼を開始し、時間に合わせて選手を着席させて待機させたりすぐに始めさせたりしていました。
そしてDAY1では当たり前の景色とでもいいましょうか、時間になっても現れない選手の待機が発生します。このあたりはもう対戦可能のところを各スタッフが判断し、ディレクターに相談して開始をして、できる限り待ち時間が発生しないように工夫していました。
とはいえウィナーズ側でDQ処理判断、ルーザーズ側でDQ処理判断を強いられますので、おのずと時間はかかってしまいます。
さらにギルティは予選ラウンドから3先!各対戦時間がかかりますので、自分が担当したプールは早くて1時間ちょい、遅くて1時間半かかって、前のプール処理しながら次のプールの点呼・開始準備が発生したりしてました。
さらにこの作業の間にPS5の電源オフ・オンもやっていたので、スタッフが足りてる時は安心して回せますが、休憩に入ったりして人数が減るとこの作業が大変だったりしました。
休憩は折を見てディレクターが判断し、1回30分ほどで、2回もらえて合計60分は休めました。そのタイミングで弁当を食べて残り自由時間という感じなんですが、これがまぁ結構シビアでごはん食べてどこか見に行こうという余裕はほんとに少ししかない感じでしたね…(あくまで個人的な感想です)
そんなこんなでA~Hの8プールをギリギリで回してました…まああくまで自分のプールでの話で、別のギルティプールの感じを観れてるわけではなかったので、全体的にこんな感じだったかはわからないです。
ただ、プール開始に遅れが発生しなかったのは頑張ったなぁと自分で自分を褒めたいです。
ただ、ミスもしました…しかも2回(;´Д`)
ひとつはトナメ処理を間違えて、本来の対戦相手と違う相手と対戦を組んでしまい、対戦が終わってからその2人のプレイヤーに謝罪をし、お互いに許しを得まして、ディレクターにも相談し、なんとか大事にはなりませんでした。このあとちゃんとトナメ表を修正して本来の対戦を進めていきました。
もうひとつは海外の選手同士でして、自分が「〇〇選手~」と呼んだら反応したのでその選手を対戦台に座らせて進めていました。ただ点呼のときと違う選手のような気がし、周りを確認したらそれらしき選手がいて名前を確認したら本来対戦する選手でした…ただ早めに気づいたので、3先中1本とったところで間違った対戦の選手に謝罪をし、本来の対戦に戻しました。こちらは傷が浅くて済んだのでまだマシだったな…
そんなこんなでDAY1のラウンドを全て進めていきました。よかったことは遅れが発生しなかったことですかね。結構ギリギリで大変なプールもありましたが…
そして自分毎年恒例のブース終了後の写真を撮って回って22時半に会場をあとにしました。
DAY2ラウンド2・3開始
ギルティのDAY2は開始が11時半ということで集合が10時でした。しかしブースを見て回りたい自分は9時に行くぞ~!ということでホテルを後にしたんですが、電車にのったところで知り合いのなるおリスナーに渡すお土産を置いてきたことに気づき、結局汗をかきながら9時半に到着。荷物を置いてスト6島に探しにいって渡してきました。スト6は開始時間が10時なのでもうまわりは人で埋まってきていましたね。
そんなこんなで10時にいったん集合し、KOFを担当していた子もすこし合流して情報を共有、この日のプール担当を決めていき、事前準備をして開始時間まで自由時間になりました。
それまでの時間対戦台は野試合台として使われ、開始30分前にいったんPS5の電源を落とすので解散してもらい、11時20分に改めて点呼をし準備をしていきました。
この日はDQはさすがにないだろうということでしたが、ギリギリまで現れなかったり、他タイトルと被ってる選手もいたりしました。
もちろんその選手は待ちで、順次対戦できるところを回して、到着したら対戦開始してもらいました。
自分はその合間合間に観客の整理をしたりもしました。なんだこいつ…と思われてただろうな…
そんなこんなでTOP6が出そろい、自分たちは撤収に入る…予定でしたが、なんか振れそうな仕事がないみたいで早めに解散となりました。
なので撤収作業を横目に自分はまた閉められた各ブースの写真を撮りに行きました(笑)
ボランティアではなくスタッフとして働いてみて
前回の2023年はボランティアとして働き、ボランティア同士でつながりもできたりしました。
そして今年はスタッフとして働き、まぁ昨年とやってることは変わらず、ただ忙しかったけど、今回もスタッフ同士、そして選手とつながりができました。
あとはお金もらっている立場だし、さらに黒Tシャツを配られたおかげですごいしっかり頑張らねばと自分を奮い立たせていました。でも2回ミスったんだけどね(笑)
チームの人たちが頼もしすぎた
今回スマブラ勢がボランティアやスタッフに加わってくれていて、すごい頼もしかった。きっと大会を何度も手伝ってるんだろうなっていう方がチーム内にいらっしゃったし、ギルティで大会を開催してる人もいたりしてたのもしかった。
自分が声の調子が悪いと知ってくれてる方は「マイク使ってくださいね」と声もかけてもらったり。本当にあたたかった。ありがとうございました。
昨年が頼りなかったというわけではなく、今年もさらにすごかったという感じです。
結論:大会を通して感じたこと
会場が良かった
国際展示場駅から歩いて約15~20分、ゆりかもめ線有明テニスの森駅からだとだいたい10分くらいかな?の場所にありまして、会場の天井が高く、柱もないので広々とした感じでした。
空調もしっかり聞いてて汗がダラダラ流れることもなかったですね。DAY3なんて空調効きすぎて寒いくらいでした。
あとよく耳にしたのは広場があって良かったみたいなこと。自分はDAY1・2の2日間会場内でずっといたのでわかりませんが…
石井プロがおっしゃるようにきっと快適だったのでしょう。
喫煙所が2か所あったのですが、キャパがあるようで喫煙所待ちみたいなこともちょろっと聞こえてきたのですが、それについては分かりません。どうだったんだろう?
ただトイレ待ちはすごい大変でしたね…入口側とサイド側にあるんですけど、サイド側は個室が限られていて、そっちで待ちが発生しちゃって休憩終わりに間に合わないからガマンして戻っていくこともありました。
ただ後で気づいたんですが、トイレがほかにもあったみたい。でもまああんまり変わらないだろうけど…
休憩がもうちょっと欲しかった
これはDAY1ラウンド1開始でも書いたことなので読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
DAY1は8時集合の21時半トナメ進行終了で、30分~40分休憩を2回もらえたんですけど、お昼ご飯食べた1回と夕ご飯食べた1回で、他をちょっと見まわるってことができないくらいでした…これはたぶんギルティチームだけかもしれません。
というのもギルティ以外のタイトルはBO2に対し、ギルティは全対戦がBO3!これにDQ処理待機時間もあって、早くて1時間ちょっと、遅くて1時間半ギリギリかかってたので次のプールの点呼、PS5の準備でバタバタして大変でした。これを実質2人で回し、休憩が入れば1人+ディレクターでやってたんですけど、もちろんディレクターも他プールを走り回っているので簡単につかまらないこともあってなかなか大変でしたね。
でも全体的に遅れもなく時間通りに進行できてたみたいなのでそこはすごい良かったと思います。
野試合台がほぼなかった
昨年は鉄拳7でボランティアとしてジャッジしてたんですけど、使い終わった台を野試合台として使ってもらってました。
今年はPS5の熱暴走対策で、対戦使い終わった台のPS5の電源を落とす(最低でも5分はオフにしておく)ようになったので、ギルティプールはおそらくDAY1全台で野試合できてなかったと思います。
そして会場の利用時間が8~23時と決まっているため、翌日の準備も進める必要もあり、PS5を撤収してる島もありました。そのことも理由のひとつにあるんじゃないかと思います。
DAY2はギルティの開始時間が11時半だったので、ディレクターより野試合は11時までとし、一度PS5の電源を開始時間前まで切っておくようになりました。
このあとそれぞれの島について進行していき、やがて空き台も出てきたんですが、トラブル対応台として置いておくため野試合台としては使いませんでした。でも8台空けているのはもったいないと思いましたね。せめて4台は使っても良かった気がします。
自動販売機が使えなかった
これはまさかでしたね…というのもドリンクブースが設けられていて、飲料の販売がされていたためなんですよね。驚いたのがアルコール飲料が売られていたこと。これはビックリしましたね。おなじスタッフから「お酒飲んでる人いるけど大丈夫なんですかね」って言われて「売ってるから大丈夫だよ」と。これは好評な声はチラホラ聞こえてきましたね。
というわけで自信で水の確保が必要で、DAY1は500ml2本買っておいたんですが足りませんでしたね(笑)DAY2は3本持ち込んで、最後はコマンドセンターから1本追加でもらいました(笑)
休憩スペースは十分
結構ベンチもありましたし、会場外の広場や2階で休めるし食事もできたみたいです。
大会開催前に、「折り畳みイスとか持ち込んだほうがいいかな」みたいな声もありましたが、この会場なら持ち込まなくても十分大丈夫な気がします。
次回はどうする?
自分はもちろん参加したい!でもやりたいことができないこともあるからどの形で参加するかは決めていません。
やはりストリートファイターシリーズの有名プレイヤーを写真に収めたい気持ちもあるし、でも参加者をスタッフ側で支えたいって気持ちもある。
今のバイトがもうちょっと休みもらえたらいいんですけどね~
こんな感じでいいのだろうか…誰かに2%でも参考になればいいな…
それでは。
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