「子どもはいくつ?」
20代前半に幼稚園生に聞かれた言葉でした。
同僚が自分の子どもをランチタイムに連れて来た時に投げかけられました。
「子どもはいくつなの〜?」
「!!!!!」
子どもがいる前提なの?とびっくりして答えに詰まりました。
彼は小さい世界に生きていて、20代を超えただろう周りにいる女性は誰かのママなのでしょう。正直いって目からウロコでした。それから先は、おばさんと呼ばれてお姉さんとか言い直させたり、下の名前を呼ばさせたりする方をみるたびに子どもに気を使わない方がいいよ…なんて思うようになったのでした。子どもだけの世界だけでも大変そうなのに、覚えることを無理に増やさなくてもと思いつつ子どもに「鍵ちゃん」と呼ばれ、むずがゆくなりながら返事をするのでした。
こうやって心の中のロッカーに毒を吐いて封印させ、普通の人のふりをして日々生きております。
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