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スイッチ・オン!

1人1人の小さな取り組みが、やがて社会を照らす光になるように…
エコー検査を通じて、各々の小さな燈火(願いや思い)を大きく成長させる
コミュニティ『L-US-TOWN』です。

2022年の新年度が始まりました。
新入職・新入学の皆様おめでとうございます!
また、新〇〇をスタートされた方、気持ち新たに躍進していきましょう!

新しい年度が始まると、今までとは違うメンバーが加わったり、新しいことが始まったり、なんだかワクワクします。

年度に限らずワクワク感といえば、新しいパソコンや新しい機械が搬入されて、電源をつけるときの気持ちの高揚感は格別じゃないですか?
M1のMacBookをOnした時の感動なんてもう…

なので、初めてエコーに触る方にもワクワクした期待と、不安でドキドキした気持ちをぜひ覚えていてほしいです。

すみません、脱線しました。
さて、ここから本題です。

エコーを新しく納品したり、実際に病院に設置されている機械は、使いやすく設定が済まされていて、初心者の人が触るころには、いろいろと設定することもなくきれいに見えることが多いのではないでしょうか?

もちろん、これからエコーを覚えようとしている人は、
➤きれいに断面をださなきゃ!!
➤えっ、出したい臓器がみあたらない…
➤どっちに回転するんだろう???
って、頭のなかがぐるぐるしている状態ですよね。

なので、まず、このつまみを最初に調節することをお勧めします。
これは、2級臨床検査技士(循環生理学)の実技試験でも出されます。
これを知らないと、進めません!!

それは、GEIN(ゲイン)です。

ゲインとは、簡単に言うと画像の明るさの調節です。
厳密には、機械から出た超音波ビームが臓器にあたり、反射した超音波を機械が受信して、その信号の増幅度を調節するつまみの事です。

例えば、下の3つの画像を見比べてみましょう。
同一人物の心臓を記録してます。

ゲインの低い画像 心筋がとても薄い心臓のようですね。
ゲインの高い画像 心臓が見えますが、霧がかかったようですね。
初心者は少し高めの方がしっかり映るので良いといわれています。
弁や心筋は白く、内腔は黒くなるように調整しています。

同じ心臓でも条件が違うと見え方がガラッとかわってみえませんか?
画像を出す練習の際に、まずはゲインを調整してみることをお勧めします。

早速、ゲインの調整をチャレンジしてみよう!
明日から違いの分かる検査者になろう。

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