行ってないポカホンタス男と映画を見た話 おまけ
『行ってないポカホンタス男と映画を見た話2 』
大したことはないのだが、この話↑にはもう少し続きがある。
ポカ男はその名の通り アメリカに行ったこともないのにアメリカ被れをするめちゃくちゃイタいやつで、映画館から帰る道中 私とポカ男は映画館の空気を引きずったまま 一言も喋らなかった。
しかし…
そんな中でずっと流れる大音量のHIPHOPと黒人の映像。
馬鹿でかい金のネックレスをした、黒人がプリケツ女の尻を叩きながらずっと「エィョォ~ マザファッカ~♪」みたいなことを言ってる。確かに言える事は、こんな空気の中 大音量で聞く音楽ではない。
映画館に行く時は 割とどうでも良かったパツキンのチャンネーのケツに無性に腹が立って仕方なかった。
まあ、ポカ男も普通の曲流してくれるでしょ…
なんて考えてた私が馬鹿だった。1曲目が終わり 次の曲のMVと音楽が再生された。
今度はプールサイド・黒人・女の尻。それと「マザファッカ~♪」
あれ、もしかして私…タイムリープしてる…?
SFチックな考えを巡らせていると2曲目が終わり、3曲目に入る。高級車・黒人・女の尻。それと…「マザファッカ~♪」
…
……でしょうね。
ここで「時をかける少女」のチアキが出てきて
お前、タイムリープしてるだろ…?
とか言われれば 納得行きましたけど、残念ながら 私はあのクルミみたいなヤツ割ってないです。
これはタイムリープではなく現実で起こっている出来事だ。何故こうなるのかというと、ポカ男のプレイリストは
↑↑↑こんな感じで
黒人・女の尻・高級車・ビーチ・豪邸。
のみで成り立っているからだ。なるほど、ここが現世の無間地獄か。
米津玄師に来てもらって「夢ならばどれほど良かったでしょう〜♪」って歌ってもらいたいくらいの心境だった。
そんなこんなで 黒人・ケツ・ケツ・高級車・ビーチ・ベッドシーン・黒人・ケツ・ケツ…(以下ループ)なドライブが終わった私は一言も喋らないまま家に届けてもらい すぐさまTwitterで
『今日1日、ほんとに、うんこ。』
とだけ呟いて、お腹いっぱいご飯食べて お風呂入って、歯磨いて寝た。
因みにポカ男は最近 貯金を切り崩して純金のネックレスを買ったらしい。まだ、アメリカンスタイルやってんのね。相当好きなのね。
私は、何かをずっと好きでいられるってすごい良いことだと思う。
ただ、人に迷惑をかけるのはやめようね。
敬具
ジャパニーズスタイルの影山より。