影玉流ボートレース多摩川の舟券攻略☆壱
影玉的にボートレース多摩川を攻略する!!
今回はウェイキーカップで節間回収率34.8%の影玉がいつもボートレース多摩川をどう予想し攻略しているか舟券理論をお見せ出来たらと思います。
主に
壱、基本的な舟券の組み立て方、
弐、イン戦から買う舟券の考え方、
参、2コース頭から買う舟券の考え方、
四、3,4,5コース頭から買う舟券の考え方、
五、6コース頭から買う舟券の考え方
の5つに分けてお話出来ればと思います。
今回は壱、基本的な舟券の組み立て方についてお話していこうと思います。
壱、基本的な舟券の組み立て方
1、多摩川攻略のポイント(水面特徴)
まずは直近3か月の多摩川のコース別成績をご覧ください。
では次に平和島の直近3ヶ月のコース別成績をご覧ください。
ここで注目すべきは多摩川のイン逃げ率56.8%という数字もありますが、各場の2連帯の仕方です。
多摩川は2~4コースの連帯率が22.2%~18.2%とあまり大きく差がないことにぜひ注目して頂きたいと思います。
平和島は2、4コースの2連帯が20%を超えており、決まり手も多摩川より差しが決まっていますよね。
というより6コース以外多摩川は平和島より差しが届かないことに気づいていただければと思います。
これは多摩川が淡水で引き波に入った時のロスが海水の平和島より圧倒的に多いからだと私は考えています。
差すごとに遅れてしまうのであれば全速で引き波に入らないで回れる選手を買った方が当たる確率が高くなります。
選手の道中の捌きでもそのような傾向をよく見ます。
実際2,3着競りで普段は差し主体の地元東京支部の村田修二選手が多摩川だとガンガン握って外回して舟券に絡んでくるところを何度も目にしています。
したがって多摩川の勝ちパターンはスリットを先行して1Mで先に引き波を立てて後続艇を抑えて回った者勝ちです。
これが1Mに先に到達しやすいインの強さに直結している思います。
また2~6コースも同じことを考えて引き波に入らないようにまくり主体のレースをしてきます。
ここが2~4コース別の2連帯率の差がはっきり出ない理由だと考えています。
どのコースがまくりにいくかわからない、1Mがボートレースのセオリー(135コースが握り、246コースが差す)通りに展開しないのが多摩川の舟券の難しさであり攻略するべきポイントだと考えています。
まずは勝手ではありますが多摩川は差しが弱くまくり水面ということを念頭に入れて話を進めていきます。
2.多摩川攻略のポイント(進入)
多摩川の予想を始めるうえでまず必要なことが進入予想です。
私はコースごとに選手の攻める傾向を重視しています。
したがって進入予想は結構重要です。
ましてまくり水面の多摩川では2コースまくりも当たり前のようにしてきます。
誰が2コース3コースに入ってどのような決まり手の動きをする傾向のある選手かを知ることはかなり重要です。
進入予想は艇国データバンクの直近成績のコース別成績を活用しています。
通常4~6コースのダッシュになるであろう選手がどのコースでの出走が多いかを6コースから内側にチェックします。
出走回数が多いコースを折り合いがつくコースと見てそこまでを角受け想定して予想します。
私は進入の予想は1R1パターン固定で予想します。
買目を広くしないためと枠番の筋が崩れるパターンは2~3着を折り返して抑えることでケア(例:4‐5=126)しています。
もちろん筋よりも舟足を重視して折り返すケースもあるのでここは選手の進入状況と舟足と相談して臨機応変に予想します。
あくまで基本は進入コースの実績と筋を軸に予想しています。
ちなみに多摩川でピット離れでインまで取りきるのは小回り防止ブイまでの距離が短く難しいらしい。
よっぽどピット離れが悪い艇がいたらチェックは必要だが、出足の良さで内側まで進入することはあまり気にしなくていいだろう。
むしろ多摩川で出足強めの調整に特化するの落して回ることの少ない多摩川ではあまりメリットもないかもしれませんね。
3、多摩川攻略のポイント(スリット~1Mまで)
では1着を取るために1Mを先マイするためにはどうすればいいか。
ここは単純にスタートがいい選手を選びたくなるところです。
しかし伸びがいい選手は多少スタートを遅れても1Mまでに追いつけることがあります。
スリットの体形からの考察は舟券太郎さんが多摩川理論という動画をYouTube(こちら)にあげていますのでご参考にしていだければと思います。
過去のG1で調べているようですが、一般戦でも十分通用する考え方だと思います。
簡単に説明すると雑誌のboatboyが提唱している新概念データ(インコースのイン逃げ率と2コースの逃がし率)をもとに2~3コースのスリット体形と3コースの攻め方のタイプのパターン(まくり派orまくり差し派or自在派の3パターン化された選手特徴)で起こる出目の確率からイン逃げ率を出し展開予想をするというものです。
boatboyが手に入らない人はJLCでは新概念データを必ず載せているので参考にされてもいいかと思います。
私はここまで複雑にデータ収集していないので艇国データバンクの直近成績のコース別成績を活用しています。
ここで直近6ヶ月の傾向が見れるので1号艇を中心にデータを拾います。
データの拾い方は
①1号艇の選手のイン逃げ率とその選手の
②どこのコースにどのような決まり手で負ける確率が高いか、または
③1着予想の艇に対して2着に残りやすいコースの選手を加味しつつ、
④モーターの行足と伸びを考慮して1Mの展開を予想します。
特にスローの行き足の良さを比較して1コースと3コースのスリット体形を考えます。
この行き足はスロー勢(進入が変われば角受けの選手まで)中心にリプレイをひたすら見返し差を確認します。
確認ポイントは3点
⒈起こしが安定してたか
⒉スリットに届いたか
⒊スリット通過後伸びたか
スタートが他の艇より届いたとか、スリット通過ちょっと他艇より前に出たとかで目に留まればその情報は重視してよいでしょう。
ここで普段私がモーター評価している伸びの部分がお役立て出来るのではないかと思います。
このスリット予想から1Mまでの展開で1着と2着にくる艇を予想します。
1Mの展開に関してはモーターの出足回り足も1着決める際は予想の重要度高くしています。
イン逃げなら回り足があり先マイ出来れば勝てますが2~6コースは出足も重要な要素になってきます。
1着2着の予想の仕方については次回の弐、イン戦から買う舟券の考え方から詳しく深堀していきます。
余談ですがスタート展示はあまり気にしません。
正直フライングを切っていい状態でどこまで本気でやっているかわかりませんし、選手ごとに見ようとしているスタートの景色が違うのでは比較がしにくく、かえって固定観念でよいところを見つけようとしてしまいます。
実際リプレイで見た善し悪しの確認程度で信じるならリプレイで見た映像の足を私は信じて予想します。
展示タイムも自分の目展示との誤差がどれくらいあるかの確認レベルに考えています。
3、多摩川攻略のポイント(1Mからゴールまで)
1Mからの展開は回り足を重視するようにしており1,2着予想しなかった艇で回り足がない艇は思い切って舟券から外してしまいます。
ここもリプレイの道中競り合いを中心に実践映像を重視して善し悪しを判断します。
普段私がモーター評価している回り足の部分がお役立て出来るのではないかと思います。
周回展示はあくまでリプレイで確認した艇が変に足落ちしてないかだけ確認する程度であまり気にしていません。
展示でよくても引き波なぞったら思いっきり流れて残せないとかよく見る話です。
唯一気にするなら1号艇のターンが暴れてないかですね。
一番引き波に入る可能性が少ないですからここで艇が暴れているようだとちょっと不安ですね。
4、多摩川攻略のポイント(風)
多摩川は基本的に対岸側からスタンド側に風が吹く傾向が多くスタンドにぶつかった風が上空でまっていることが多く見受けられます。
もともと防風林が場内を覆っていて風影響を受けにくいですし、方向もころころ向かいになったり追い風になったりするので正直気にしなくていいと思います。
舟券買った1分後に向かいが追いに変わるなんてしょっちゅうなんでばかばかしくなります。
風を読むぐらいならモーターの行足と回り足をチェックした方が的中率はあがるのではないでしょうか。
ある意味風の影響が読めない場だからある程度事前予想ができるとも思っています。
5、多摩川攻略のポイント(まとめ)
以上のことをふまえイン逃げなら6点まで、外目なら頭固定に2,3着の折り返し8点もしくはプラス別頭からの2着軸流しを入れた12点でが予想の基本的な流れになっています。
もちろん切れる艇はどんどん切るのでその分点数は絞れていると思います。
次回は今日の予想の仕方のを踏まえて弐、イン戦から買う舟券の考え方をお伝えできればと思います。
これであなたも節間回収率が34.8%になるかもしれませんね。