オッス、Killteamにエラッタ(アップデート)が入りました。諸々の内容について解説が必要そうなものをそれらしく解説します。見たところ日本語版も英語版も同一内容のエラッタがなされていたので、今回は日本語版の内容の実を紹介します(たまにあるのです、違うことが……)
閉鎖空間追加ルール
何を言ってるか分かりづらいけど、自軍降下ゾーン外に配置できる特殊戦術(上記の例の他に、ハンタークレードの『配置地点秘匿』やウィルムブレイドの『隠密』などが挙げられます)の効果を一律にするものです。効果の内容は以下の通り。
偵察ステップ終了時に、自軍降下ゾーン内に存在し、元の効果を適用する特務兵を選択し、フリーアクションとして『通常移動』と『ハッチ開閉』アクションを1回ずつ行わせることができる。
これは偵察ステップ中のフリーアクションであるため、その特務兵が行動を行う際は通常移動やハッチ開閉アクションを行うことができます。また、特務兵の態勢についての指示がないため、配置ステップ時に決定した態勢を適用できる点も知っておくとよいでしょう。
『ハッチ戦闘』アクション
これは接敵範囲内に存在する敵特務兵に対して白兵戦デバフ効果を適用させるものです。妥当やね。次行こうぜ
『信仰の残灰』キャンペーン・ルール
これはカードを手札に戻すタイミングを示したものです。当たり前っちゃ当たり前の内容だけど、こうした文言がないと分からないからね。プログラマーにお使いを頼むようなものです
これら2つのキルチームのリストには、武装ごとにガンナーたちが登録されています。(エグジャクションとかネイビーブリーチャーはガンナーのバリエーションとしてしか登録されていないのに)つまり今回のエラッタで、カサーキンとガーズマンのガンナーとシャープシューターの人数制限が解除されたのです。パフパフ!
ガンナーたちをたくさん連れて行けるだけではなく、エージェントたちにはガンサーヴィターがついています。彼らの圧倒的な火力を上手いことぶつけてやりましょう
これはサーヴィター同士でバフをかけられないようにする調整です。ロボトミー手術済で判断能力がカスになった人間ロボットはいくら集まっても指揮なんてできんのよね
書き忘れの補足です。つぎつぎ
地雷は当人がいなくても起爆するので、当然射撃補正も独立しています。そりゃそうだ
これはナラティヴプレイに関わります。特務兵の装備や仕様を次のマッチに継承するためっすね
「各戦略フェイズにつき1回」の文言が追加されました。これがないと、ターニングポイントごとに全カルトが変異できてしまうからっすね。さすがにそんなことをするアホはいない(と思いたい)ですが……
これは今回のコアルール改訂で偵察ステップ終了時に特務兵が移動できるようになったため修正されました。効果はほぼ変わりません。
AP消費の最低値が定められました。「一応」これまでは0APでも退却できたようです
フェルゴウル・ラヴェイジャー1.1
これは「無力化」のタイミングを明確にするもので、熱狂状態が解除されるわけではありません。トークン獲得や戦術目標を達成するタイミングに関わる問題の解決ですね
デザイナーズコメンタリーが更新されました。なぜかアスタリスクが飛んでいるので具体的な箇所を示すと、
ここです。特殊戦術を使うタイミングには気をつけよう!
さいごに
今回の調整は閉鎖環境における不均衡の是正にあったと言えるでしょう。ハッチ開閉アクションを行わなくてはオブジェクトにアクセスできない都合上、ミッションによってはVPに大きな差がつくことがしばしばありました。それを一律で解決したのは個人的には良い調整だと思います。
さて、キルチームはシーズン3まで大きな動きはなさそうですが、この機にこれまで発売されたキルチーム関連商品の包括的な記事をしたためようと考えています。お楽しみに!それじゃまたネ