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【タイムレター】昨日の私へ
気の済むまま勢いのままに。
当記事へようこそ。
執筆を担当する中村陽炎です。
過去とは年単位でなければならないのか?
そういう決まりがないのなら昨日でもいいだろう。
安易な発想から昨日宛の私に向けて書いてみました。
お時間の許す限り、どうぞご堪能ください。
昨日の私へ
20年前の過去に向けて自分手紙を書いたことがあるけど、昨日という短い過去で書くのは初めてだな。
そもそも昨日といっても、生年月日が定まってないとわからんよな?
せめて今日の私がこの手紙をいつ書いたのか?
それをハッキリさせないと昨日の私を特定できないからな。
安心しろ。この手紙を投稿した日はnoteを媒体にして特定されている。
だからあえて、この場で年月日を明かす野暮なマネはしないぞ。
昨日の私がやるであろう本質はわかっているぞ。
残りは明日の自分に任せて今日は休もう・・・だろ?
24時間ずっと戦える訳がないからな。
ちゃんと睡眠とらないと生きていけないし。
今の私にバトンタッチをするのは必然さ。
昨日の私はよくやったと思う。
買い出しだったり、図書館で本を借りたり、読書感想やり遂げたり。
その日その日によってやってる事は色々あるだろうさ。
あ、別に昨日の私に対して文句はないよ。
むしろ自分を見つめ直すために頑張ってくれて感謝しているさ。
その積み重ねで今の私がある訳だからな。
さて、今の私からの状態として言わせてもらうとだ。
脳の調子は良くなっている。
以前と比べて思考停止はなくなった。
やはり職場を離れたことが要因だろうよ。
しかしだ。
まだ不完全であることも事実。
昨日の私もそうだが、今の私も感情老化で脳は衰えている。
一朝一夕でどうにかできるほど簡単じゃないんだよ。
昨日の私は今の私と立場は同じだよ。
明日という未来の先輩は私にもいるからな。
この手紙を受け取った貴方は、今の私を先輩と思っていることだろう。
あー、あまり深く考えるとややこしくなるよな。
今の私は昨日の私・・・わかりやすく後輩としておこうか。
後輩と比べて大して変わらんぞ。
いきなり大きく変えるって中々できないものさ。
成長するのもエネルギーがものすごぉーくいるんだよ。
ちょっとずつでやらせてくれ。
ほら、千里の道も一歩というだろ?
残った分を先輩に任せる。
後輩もやるだけのことはやっている。
・・・職場だと人間関係トラブルが起きそうな構図だな。
まあ、自分自身の先輩と後輩だったら大丈夫か。
自分に自分で喧嘩するような二重人格でもないぜ。
それにしても後輩は優しいよな。
先輩に負担かけまいと、今日できることは全部やろうとする。
それが私なんだよな。
全力を尽くすが礼儀という少年バトル系の元オタクが染み付いている。
少年時代のそういう所も含めて私なんだよ。
だから私の中に少年がいるんだろうさ
歳をとっても少年という大志は備わっているんだよ。
私も貴方もな。
昨日の私こと後輩よ、その日を乗り越えてお疲れ様だ。
後の事は今日の私こと先輩に任せておけ。
まあ、私にも明日の私という大先輩がいるからな。
できなかったとしても明日があるさ。
明日には明日の風が吹く。
やる時は全力、そうでない時は気楽に構えるぜ。
という訳でゆっくりと休むがいいさ。
では、これにて失礼するぞ。