見出し画像

【一人会議】月見団子があるなら空見パンがあってもいいじゃないかの幸せ奪還作戦!?

気の済むまま勢いのままに。
当記事へようこそ。
執筆を担当する中村陽炎です。

またかよと懲りない私こと中村陽炎。
ええそうですよ。
幸せという名の感動を味わう夢は諦めない。
恒例になりつつある会話形式の一人会議を始めましょう。
お時間の許す限り、どうぞご堪能ください。


「・・・失礼いたす」
「あ、粗茶ですがどうぞ」
「うむ、かたじけない・・・んっ、まっこと美味なり」
「そりゃどうも」
「・・・して、何用で拙者を呼ばれた?」
「その前にあなたは、ごぜう たらうたさんの記事でコメント対応をする私の中のお侍さんだな?」
「いかにも。お主の中に秘められし日本サムライの血から生まれたのが拙者である」
「私の先祖が武士だったかは知らないが、大和魂から貴方のような人格が生まれても別に何らおかしくない」
「で、あるか」
「本当は前に登場した関西弁の・・・いやよい。まだ私の中は試行錯誤の真っ最中だからな。今回もそのお試しと思っていい」
「で、あるか」
「本題に入ろう。幸福奪回編の実験、空を眺めながら食べるパンで幸せを感じるかを試すつもりだ」
「勝算は?」
「冬という戦場では不利。今日のような暖かい晴れ模様を狙うしかない」
「ふむ・・・」
「パンの付け合わせとして缶のコーンスープを添える。ご無沙汰のスープで不意を突くぞ」
「いかようなパンをご所望で?」
「実際にパン屋で赴き、全体像を掴んでから直感的にピックアップする」
「それは行き当たりばったりと申さぬか?」
「臨機応変だ。パート求人でも臨機応変を要求するものがあるからな。その訓練だと思って前向きにやればいいのさ」
「・・・で、あるか」

「こちらの資料で読書の集中力が上がったことを実証している」
「ふむ」
「これを応用し、暖かい気候で空を眺めることで心をリラックスさせ、パンやスープへの集中力を高めることで味覚を敏感にさせる。つまり・・・」
「外の力を借りて、味覚への集中力をさらに高めると申すか?」
「読書の集中力を食べる集中力に置き換える。理論上は可能なはずだ」
「で、あるか」
「パン屋、コーンスープ缶のある自販機、ベンチの確保、空を眺める安全な場所など入念な下調べが不可欠。おそらく来週ぐらいになるだろう」
「あいわかった。お主のご武運を祈っておるぞ」
「ありがとう。会議はこれで以上だ」
「では御免」
「お疲れ様。すべては気の済むまま勢いのままに」

いいなと思ったら応援しよう!