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【陰キャラは誰?】藤子不二雄キャラを陰と陽に分けてみたナリ!①~元祖ポカホンタス「ドロンパ」と仲良くなるナリよ!~
根暗、クラスの三軍、チー牛…陰キャラ
私は、学生時代からずっと周囲から陰キャラと言われ続けてきて本当に鬱陶しい経験をしてきた。
そもそも「だから何ナリ?文句あるナリか?」という感じなのだが、そんな感情的、暴力的な対応をしてしまうと(陰キャラの対義語である)DQNと同じ人種になってしまう。
(そもそも、面と向かって反論などできないので)ここで奴らDQNにない”理性”と”知性”で陰キャラとは何か?陽キャラとは何か?だから何だというのか?について考えていきたい。
藤子不二雄両先生の作品から考える陰と陽を分けるもの
陰と陽のいろんな人間を観察しながら、分類していきたいと思うが、私自身の学生時代は思い出したくないので、私が尊敬してやまない藤子不二雄両先生(藤本先生(以下F)、我孫子先生(以下A))の作品のキャラクターを通して、陰と陽に仕分けしていきたい。
そして、陰と陽だからなんなんだという結論に答えを出したい。
尊敬するF先生、A先生。すみません。ドラえもんのように力を貸して下さい。お二人ならイジメられっ子の味方のはず。
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陰と陽、DQNと陽キャラを分けるもの
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陰キャラと陽キャラを指す上で、よく言われるのは外交的か内向的かである。恋愛経験の無さや、友人の少なさ、見た目的にイケてないなどである。
上記図表を見て頂きたい。藤子不二雄作品のキャラを思いつくままにあげて分けると、上記のように4段階の社交性に分けることが出来た。
ジャイアンを筆頭にトップカテゴリーは、レベルが違う。ジャイアンは皆ご存知だと思うので割愛して(ケムマキも)、ドロンパについて少し紹介したい。
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アメリカ(のテキサス州から)来た
全米一(のオバケ)
博識、運動神経抜群、(オバケとしての)仕事が出来る
キザでプライドが高い
オシャレ(服?のデザインに星条旗)
モデル体型
異性にモテモテ
和食が嫌い…
THE 意識高い系!ポカホンタス!って感じの陽キャラだ!(まぁ日本人ではなく正真正銘のアメリカ人(オバケ)なのだが、、、)
正に今風の陽キャラだろう。こんな奴が隣に引っ越して来たら、あなただったどうする?Q太郎には同情せずにいられない!
ただ、ここで一つ疑問がわく。嫌な奴であるのは確かだが、ジャイアンと同じくくりにしてよいのかという点だ。
ドロンパは、周りを見下しているが故の不愉快さはあるが、ジャイアンのように暴力やリサイタルなどをして、我々陰キャラに迷惑をかける対象ではない。
ジャイアンとドロンパの違いは、一言でいうと「才能」である。
身体能力も高く、劇場版での活躍をはじめ色々な潜在能力を秘めているジャイアン。しかし、所詮は勉強のできないただのガキ大将である。周囲を力で屈服させてはいるが、自分自身の才能を真に認められている実感はないはずだ。その反動がリサイタルにつながっていると考える。自分の腕っぷし以外の才能を認めてもらいたいという。(余談だが、不良や反社が本を出したり芸能界に行きたい理由もそこにあるはず)
ジャイアンとドロンパで見る「マズローの欲求5段階説」
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ただ、ジャイアンに文化的な素養や才能はなく、単なる承認欲求で周りに自分を認めさせるために、暴力行為を働き周囲に迷惑をかけていく。
ドロンパのように才能がある人間(オバケ)は、承認欲求を超えて自己実現の欲求にエネルギーを向かわせている。周囲や他社に捉われず、常に自分自身が成長するということにエネルギーが向かっており、他者にエネルギーが向かない。他者に対して興味・関心が乏しい傾向がある。
ジャイアンは他社の介在が必要な承認欲求に捉われるあまり、周りに対してエネルギーが向いており、それがDQN的な行動に繋がってしまっていると考える。
才能が無い人間は、他者からの評価ばかりを気にする、他者を思い通りにしたい。満たされないものを他者に求める。こうした欲求からDQN的な行動が発生してしまうのだ。
それに対して、ドロンパは「オバケ」という職業?人生において、周囲や世間からの承認を完全に得ている(少なくともアメリカでは)。そのため、他者からの評価を気にせず、自分自身がやりたいと思うことにチャレンジすること集中出来る。つまり他社でなく自分にエネルギーを使うことが出来るのだ。演劇など新しい事や好きなことにチャレンジして、さらに自分の世界を広げていく事が出来る人間(オバケ)なのだ。
ドロンパからするとのび太など弱いものをイジメたり、下手なリサイタルをやって周りに迷惑をかけるような無駄な時間など無いのだ。つまり、陰キャラの私にとって、ドロンパは無害なのである。そして、ドロンパと仲良くなることが出来れば、ジャイアンといえども手出しできないだろう。そのため、敵視するのではなく友好関係を築くべき対象なのである。
とはいえ、何故かQ太郎に対して執着しているが故の未熟さがあり、完全な自己実現欲求のモチベーションではないようだ。
ドロンパ以上にこのモチベーションにあるのは出木杉とキテレツである。これは次の記事で書こうとお思う。
ちなみに、ジャイアンが劇場版で活躍しているときに、DQN行動(イジメなど)をしないのは、(世界を救うなど)やりがいの大きい仕事に自主的にチャレンジして、活躍できているからだと考えている。
この章での結論は、社交性だけで陽キャラと陰キャラを分けただが、それぞれをさらに「モチベーションの質」、「才能」などで分けていく必要がありそうだ。
そうすれば、陽キャラでも害の無いドロンパタイプと害のあるジャイアンタイプの見分けが出来る。見分けることが出来れば、どちらと距離を取るべきか?友好を図るべきかが見えてくる。
陽キャラをひとくくりに敵とみなすのではなく、上手く付き合い生きていく道を見つけていきたいものだ。陰と陽を行き来する「しずちゃん」こそ、我々の目指す立ち回りかもしれない。
次回「【陰キャラ最高!】藤子不二雄キャラを陰と陽に分けてみたナリ!②~みんなキテレツを目指すナリ!~
「次も絶対にみんな見るナリよ!」
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※独断と偏見で藤子不二雄キャラを語ってしまい申し訳ありません。ご指摘や異論・同意などのコメントお待ちしております。