【MS ドキュメント概要】Model-driven app frequently asked questions
参考情報
参考日付: 2025-01-27
ドキュメントURL:https://learn.microsoft.com/en-us/power-apps/maker/model-driven-apps/model-app-faq
ドキュメント名:Model-driven app frequently asked questions
サービス名: Power Apps
導入
このドキュメントは、Power Appsにおけるモデル駆動型アプリに関するよくある質問（FAQ）をまとめたものです。モデル駆動型アプリは、データを基にしたアプリケーションで、ユーザーがデータを簡単に操作できるように設計されています。アプリを実行するためには、適切なセキュリティロールが必要であり、アプリのURLを知っていることが重要です。また、アプリの作成や変更に関する制限、共有方法、テーブルの追加方法など、さまざまなトピックが取り上げられています。これにより、ユーザーはアプリの利用や管理に関する問題を解決しやすくなります。
方法
モデル駆動型アプリの実行方法:
適切なセキュリティロールが割り当てられていることが必要です。
アプリのURLを知っていることが重要です。
アプリを共有するには、アプリを選択し、コマンドバーから「...」を選択して「共有」をクリックします。
アプリのURLは、Power Appsの「アプリ」セクションでアプリを選択し、「詳細」を選ぶことで確認できます。
アプリを実行するには、ブラウザでそのURLを開きます。
モデル駆動型アプリを作成できない理由:
ライセンス、セキュリティ、環境設定に関連しています。
Power AppsまたはDynamics 365のライセンスが必要です。
環境内でアプリを作成するための十分な権限が必要です。
Dynamics 365の特定のアプリケーションには制限されたテーブルが含まれており、これらのテーブルを使用するには適切なライセンスが必要です。
モデル駆動型アプリが見えない理由:
適切な権限がない可能性があります。
アプリの作成者や管理者と連携し、アプリに対する適切なセキュリティロールが割り当てられているか確認することが重要です。
モデル駆動型アプリの変更が見えない理由:
アプリのカスタマイズを公開していない場合、変更が反映されないことがあります。
Power Appsから変更を公開する方法や、アクティブレイヤーでのコンポーネントの確認方法を理解しておくことが重要です。
アプリにテーブルを追加する方法:
モデル駆動型アプリのサイトマップを使用してテーブルを追加します。
サイトマップデザイナーを使用して、アプリのナビゲーションを定義し、サイトマップに含まれていないテーブルはアプリ内で利用できません。
アプリを共有する方法:
適切な権限を持つセキュリティロールをユーザーやチームに割り当てる必要があります。
これにより、他のユーザーがアプリにアクセスできるようになります。
ソリューションをインポートした後、すべてのビューが見えない理由:
ソリューションをインポートした際に、コンポーネントを選択する際に「すべて」を選んだ場合、その変更が反映されないことがあります。
新たに追加されたコンポーネントがアプリに表示されない場合は、インポートの際の選択を確認する必要があります。
モデル駆動型アプリを定義・管理する最良の方法:
アプリを専用のソリューション内で作成することを推奨します。
これにより、他のソリューションとの依存関係を避けつつ、アプリの更新時に必要な変更を行うことができます
結果
このドキュメントは、モデル駆動型アプリに関するよくある質問とその回答を提供することで、ユーザーがアプリの利用や管理に関する問題を解決しやすくすることを目的としています。具体的な質問とその回答を通じて、ユーザーはアプリの実行、作成、共有、変更、テーブルの追加、ソリューションのインポートなどに関する詳細な情報を得ることができます。
まとめ
モデル駆動型アプリは、データを基にしたアプリケーションであり、適切なセキュリティロールとURLの知識が必要です。ライセンスや権限に関連する問題がアプリの作成や表示に影響を与えることがあります。アプリのカスタマイズや共有、テーブルの追加、ソリューションのインポートに関する詳細な手順が提供されており、ユーザーはこれらの情報を活用してアプリの利用や管理を効率化できます。
補足説明
このドキュメントは、Power Appsコミュニティでの質問検索や投稿、管理者によるサポートチケットの作成など、追加のヘルプを得る方法も提供しています。開発者向けには、Dataverseのサポートされているカスタマイズに関する情報を参照することで、モデル駆動型アプリの開発を始めるためのスタート地点が示されています。